第14回2026 GOOD FACTORY賞がアジア地域の8工場を表彰

第14回2026 GOOD FACTORY賞が決定



一般社団法人日本能率協会(JMA)は、アジアと日本における製造業の中から特に生産性や品質向上に貢献した工場を表彰する「GOOD FACTORY賞」の第14回受賞者を発表しました。この賞は、2011年に創設され、優れた生産活動の事例を広く共有することを目的としています。

受賞企業一覧


今年の受賞企業は、以下の8工場です。これらの工場は、地域や従業員との関係構築において優れたモデルとなっています。

1. 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 (Premium Steel Processing Co., LTD) - タイ(チョンブリ)
ファクトリーマネジメント賞
2. 花王株式会社豊橋工場 - 日本(愛知)
ものづくりプロセス革新賞
3. セイコーエプソン株式会社 (Epson Precision Philippines Incorporated) - フィリピン(バタンガス)
ファクトリーマネジメント賞
4. 株式会社関ケ原製作所本社 - 日本(岐阜)
ものづくり人材育成貢献賞
5. 株式会社デンソー (DENSO MANUFACTURING VIETNAM CO., LTD) - ベトナム(ハノイ)
ものづくりプロセス革新賞
6. トヨタ自動車株式会社 (TOYOTA KIRLOSKAR AUTO PARTS PVT.LTD.) - インド(ベンガルール)
ものづくり人材育成貢献賞
7. 本田技研工業株式会社鈴鹿製作所 - 日本(三重)
ファクトリーマネジメント賞
8. トヨタ自動車株式会社 (TOYOTA MOTOR THAILAND CO., LTD.) - タイ(チャチューンサオ)
GOOD FACTORY大賞(新設)

GOOD FACTORY大賞の新設


新たに設けられた「GOOD FACTORY大賞」は、過去の受賞工場から継続して成果を上げている工場を対象とします。本年初めてこの賞を受賞したのは、2011年に「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞したTOYOTA MOTOR THAILAND (TMT Gateway Plant)です。彼らは持続的な活動を通じて、企業文化としての取り組みを深めています。

審査基準と評価プロセス


受賞工場は「しくみ」「運営」「効果性」「マネジメントの基盤」の4つの視点から審査され、各部門での優れた成果に対して評価がなされます。また、審査委員会は日本大学理工学部の柿崎隆夫氏を委員長に、多くの専門家で構成されています。

ものづくりの重要性


「GOOD FACTORY賞」は、単なる生産性や品質の向上に留まらず、地域社会との結びつきや従業員の成長を重視しています。これにより、持続可能な社会に貢献することを目指しています。今回の表彰を通じて、これらの企業の取り組みが広まり、日本のものづくりの質をさらに向上させるきっかけとなるでしょう。

今後の取り組み


一般社団法人日本能率協会は、引き続き日本及びアジアにおけるものづくり活動を支援し、革新活動の発信を促進していきます。

お問い合わせ


一般社団法人日本能率協会のGOOD FACTORY賞に関する詳細は、公式ウェブサイトやお問い合わせ先をご覧ください。
電話番号:03-3434-1410
E-mail:[email protected]

会社情報

会社名
一般社団法人日本能率協会
住所
東京都港区芝公園3-1-22
電話番号
03-3434-8620

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