こどもホスピス きょうだいサマーキャンプ2024 開催決定!
令和6年の夏、NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクトが主催し、既存の4団体の共同による「こどもホスピス きょうだいサマーキャンプ 2024」が開催されます。この取り組みは、重い病気や障害を抱える子どもたちの「きょうだい」に特化した支援を目的としています。キャンプでは、参加者たちが安心して楽しむことができる環境を整え、きょうだいへの理解を深めることが期待されています。
立ち上げの背景
日本国内には約20万人の子どもたちが難病や重い障害を抱えており、その中には生命の危機にさらされることもある子どもたちが約2万人います。こうした状況下では、治療を受けながら過ごす彼らには厳しい制限が伴います。また、病気の子どもに周囲の関心が向く中、きょうだいたちは時に孤立感を抱えた生活を送ることがあります。そこで、北海道、横浜、愛知、大阪にある4つのこどもホスピスプロジェクトが力を合わせ、きょうだい支援のための「サマーキャンプ」を企画することとなりました。
開催概要
- - イベント名: こどもホスピス きょうだいサマーキャンプ 2024
- - 開催期間: 2024年7月28日(日)から7月31日(水)の3泊4日
- - 開催場所: 北海道千歳市、支笏湖及びその周辺の森
- - 対象: 現在闘病中の子どもを持つきょうだい(小学校3年生~中学校3年生)
(募集は終了しています)
キャンプの目的
このキャンプの主な目的は、同じ困難を抱える仲間たちとの絆を深め、彼らが自分らしく過ごせる場所が存在することに気づくことです。また、安心した環境での遊びを通じて自信と自己肯定感を育むことを目指します。
主なプログラム
- - 大自然での体験活動: 支笏湖を舞台にしたカヌー体験や沢登りなど。
- - 仲間との交流: 同じ境遇の子どもたちと出会い、理解と連帯感を深めます。
- - 自己表現の機会: キャンプファイヤーやお土産作りを通じて自分自身を表現します。
こどもホスピスの役割
こどもホスピスは、病気や障害のある子どもたちが、発病時から楽しむことができるふりんりな施設です。日本では徐々に理解と支援が広がりを見せており、大阪や横浜では既に運営が開始されています。家族全員が楽しい時間を過ごすための第二の家となることを目指しています。
きょうだい支援の輪を広げる
今回のキャンプは、NPO法人北海道こどもホスピスプロジェクト、認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト、NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクト、公益社団法人こどものホスピスプロジェクトを中心に行われています。さらなる支援として、物資の寄付を募集中です。参加する子どもたちが安全に楽しむために、キャンプ用品や活動備品が必要です。
お支援の方法
一般の方々からの支援が、きょうだい達の笑顔を育む大きな力になります。Amazonの「みんなで応援」プログラムを通じ、必要な物品リストを共有しておりますので、ご協力いただけると幸いです。すでにお申し込みいただいた方々のご支援に感謝しつつ、多くの皆様の参加をお待ちしております。