2.5次元アイドル「めておら」初のワンマンライブが武道館で盛況

初めての武道館公演、圧巻のライブレポート

2.5次元歌い手アイドルグループ「めておら - Meteorites -」が2025年8月1日、日本武道館で初のワンマンライブを開催しました。結成から約1年でこの大舞台に立った彼らは、見事なパフォーマンスでファンを魅了しました。

驚異のスピードで成長を遂げためておら

グループは2024年8月にデビューし、わずか49日でYouTube登録者数30万人を達成しました。その後、デビューシングル「FIRST 1MPACT」はリリースから1か月も経たずに100万回再生を記録するなど、まさに快進撃を続けています。

初ステージとして2025年4月に東京ドームでの『STPR Family Festival!!』に出演したことから、日本武道館でのワンマンに向けた期待が高まっていました。

鮮やかなオープニングと圧倒的パフォーマンス

ライブは、地球に接近する6色の隕石を描いたオープニングムービーからスタート。その後、メンバーがナポレオンジャケット風の衣装で登場し、自己紹介ラップを交えた迫力満点のナンバー「SIX Kick Ass」で幕を開けました。この瞬間、ファンであるステラたちのペンライトが様々な色に輝き、多くの声援が会場を包みました。

続いての「NOROSHI」では、ダンサーたちがライブロゴの入った大きなフラッグを振り、視覚的にも圧倒される演出が展開されました。彼らのパフォーマンスは、初ワンマンとは思えないほどの胆力が感じられました。

限界を超えたパフォーマンス

メンバーは客席を見渡しながら「すごい！」「こんなに埋まって幸せ！」と感激し、ファンとの一体感を深めていきます。特に心音は「夢だった武道館、ステラと共にこのライブを伝説にしたい」と語り、彼らの目指すべき未来をしっかりと示しました。

歌唱の合間には、客席通路をトロッコで進み、ファンへの特盛りのファンサービスで盛り上がりました。「ワンナイトコール」や「UPTOU」では、メンバー同士の連携を見せながら、一体感を高めていきます。

それぞれのソロパフォーマンス

幕間映像を挟み、ソロ歌唱コーナーへと進みます。心音は「神っぽいな」、みかさくんは「少女レイ」、Lapisは「ロミオとシンデレラ」、メルト・ダ・テンシは「メルト」、ロゼは「fake face dance music」、最後に明雷らいとは「ブリキノダンス」を披露しました。それぞれの個性が際立ち、観客を引き込んでいきます。

特にロゼと明雷らいとのパフォーマンスは、挑発的な要素が強く、観客の興奮を煽りました。

未来への決意と愛の表現

ライブのクライマックスは「FIRST 1MPACT」。緊張感と興奮が客席を包みました。アンコールでは「何度も伝えたい I love you」でファンとの絆を一層深め、無邪気な様子が記憶に残ります。

例えば、Lapisが心音とともに背中合わせの振り付けを行うシーンは、その愛らしさで多くのファンを心を捉えました。そして、心音からの「愛を光に」というメッセージが感動的なクライマックスへと導きました。

まとめ

この公演を通じて、めておらが成し遂げたことは単なるエンターテインメントに留まらず、彼ら自身の夢に対する決意とファンとの絆を強く刻みつけました。これからも新たな挑戦を続けていくめておら、その隣には常にファンがいて、共に歩み続けることでしょう。

更に、リーダー心音が発表した新曲「Stella」に込められた想いは、これからの活動を通じてますます深まっていくと確信しています。彼らの未来は、確実に明るいものとなるでしょう。

（文・取材：杉江優花　写真：タカギユウスケ、かわどう）