DRSが万博で展示
2025-10-02 15:41:12

災害時に家族の安否を確認する新しい技術「DRS」が関西万博に出展

2025年に開催される大阪・関西万博で、最新の技術を駆使した「DRS(ダイレクト・レスキュー・システム)」が出展されます。このシステムは、災害時に家族の居場所を電波を利用して迅速に特定することができる画期的な技術です。

DRSは、山岳遭難対策として展開されていたココヘリの技術を応用し、基盤となるのは専用電波、GPS、Bluetoothの三つの通信技術です。この組み合わせにより、被災地でも「0cm」での位置特定が可能となります。発信器は非常に小型で、5センチ四方のサイズに約45グラムという軽さ。また、IP68等級の防水・防塵性能を備えており、最大水深10メートルで30分の水中使用にも耐えられる優れた設計です。

発信器はフル充電で最大約2~3か月の間、稼働し続けるため、日常の見守りや災害時の行動にも対応できます。この新たな技術は、特にリスクの高い地域において「命を守る社会インフラ」としての役割を果たしています。

展示の概要


  • - 展示期間: 2025年10月3日(金)から10月7日(火)まで
  • - 開場時間: 10:00~20:00(最終入場19:30)、10月3日のみ11:00から入場開始
  • - 会場: 大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」<South>
  • - 主催: 中小企業庁、中小機構

さらに、DRSの実績として、特に注目すべきは石川県の珠洲市、穴水町、能登町での導入事例です。2025年には珠洲市の全公立小学校でDRSが正式に導入され、児童の安全を強化する取り組みが進行中です。穴水町では、同システムを寄贈により児童の登下校時の安全を確保し、能登町でも教育委員会に寄贈され、小学生に配布される見込みです。これらの導入は、災害が発生した際の避難支援として大きな期待が寄せられています。

「未来航路 -20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅-」として開催される今回の展示会では、全国から選ばれた83社の中小企業が集結し、命を守るための技術やサービスが紹介されます。参加者は、しっかりとした未来の基盤を支える取り組みや製品を身近で体験することができます。

DRSはただの技術ではなく、被災地での実践を通して「いのち輝く未来社会」を実現するための大きな一歩となるでしょう。展示会を通じて、その重要性や必要性を多くの人々に伝える機会として位置付けられています。萬博の会場で、ぜひ直接この貴重な技術に触れてみてはいかがでしょうか。

以上の詳細については、公式サイト(https://expo2025.smrj.go.jp/)にて確認できます。


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会社情報

会社名
AUTHENTIC JAPAN株式会社
住所
福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15 日新ビル4F
電話番号
0120-131-126

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