セミナーのご案内
2025年7月8日(火)に、田中敦法律事務所の代表弁護士である田中敦氏による「英文契約に求められる交渉力とリスク管理の実務」というタイトルのセミナーが開催されます。このセミナーは、特に中級から上級者を対象に、英文契約における実践的な対応力を徹底的に強化することを目的としています。
セミナーの目的
国際的な取引の場では、英文契約が極めて重要な役割を果たします。その中で、交渉力とリスク管理のスキルは不可欠です。このセミナーでは、過去の実際の訴訟や仲裁の事例を基に、以下のポイントについて学ぶことができます。
- - 英文契約のリスク分析と交渉戦略
- - 対立を未然に防ぐための実務的アドバイス
- - 紛争が発生しやすい契約条項の修正方法
- - 海外判例や実務動向を踏まえた実践的な知見
セミナー概要
- - 日時: 2025年7月8日(火)午前10時~12時
- - 場所: SSK セミナールーム、東京都港区西新橋
- - 参加方法:
- 会場受講
- Zoomウェビナーによるライブ配信
- アーカイブ配信(2週間視聴可能)
講義内容の詳細
1. 紛争事例から振り返る基礎知識の重要性
- - 英文契約が長文で同種表現を繰り返す理由: なぜ契約書は長く、同じ文言が繰り返されるのかを解説します。
- - 合理的意思の重要性: 裁判所が当事者の意図を考慮しない場合について理解を深めます。
- - 定義の違いによる損失: 小さな定義の違いがもたらすリスクを具体例を通じて学びます。
2. 契約交渉における法域・文化の違い
- - 公平さと合理性のキーワード: 交渉における重要な価値観を整理します。
- - リスク管理の考え方: リスクを「共有」するのではなく「分担」する重要性を強調します。
3. 問題を生じさせやすい条項への対策
- - 表明保証条項の重要性: メリットとデメリットを時系列で考えることの意義を述べます。
- - 補償条項の注意点: 具体的なプロセスを考慮した補償の方法を探ります。
4. 準拠法・紛争解決手段の選定
- - 紛争類型に応じた準拠法の選択: 適切な準拠法の選定基準を考察します。
- - 訴訟と仲裁の選択: 各方法の特徴とその利点を理解します。
5. トラブル時の解決方法
- - 証拠開示手続き: 海外の制度を踏まえて日本にない手続きについて学びます。
- - 証拠保全の実行: 速やかに行うべき手続きの重要性に触れます。
6. 質疑応答と交流時間
最後に、参加者同士や講師との質疑応答、名刺交換の時間を設け、意見交換ができる場を提供します。
お問い合わせ先
新社会システム総合研究所
東京都港区西新橋
Email:
[email protected]
TEL: 03-5532-8850
このセミナーを通じて、英文契約に対する知識を深め、交渉力とリスク管理の実践力を高める絶好の機会です。ぜひご参加ください。