シュウウエムラとJDWAが共同で発表したワークショップ
一般社団法人日本デジタルウェルビーイング協会(JDWA)は、名だたるコスメブランド「シュウ ウエムラ」とタッグを組み、大学生や専門学生を対象にしたデジタル依存対策のワークショップを無料で開催することを発表しました。この取り組みは「Connected, not Addictedーリアルにつながろう」をテーマに、若者のデジタル依存を防ぐための教育プログラムとして展開されます。
大学生向けの無償プログラム
このプログラムは、全国の大学や専門学校で実施され、若者が抱えるデジタル依存やメンタルヘルスの問題に向き合う機会を提供します。現在、スマートフォンやSNSなどのデジタル技術の普及が若者の生活スタイルに深く根付いており、その一方で依存状況にある学生が約3割に上るとされています。これにより、学業成績の低下や心の健康への影響が懸念されています。ワークショップでは、参加者自身が自身の状態を客観的に見つめ直し、デジタルとのより良い関係を築く方法を学ぶことができます。
プログラムの構成について
このワークショップは、3つのステップで構成されており、最初は「気づき」の段階でデジタル依存症のメカニズムやそのサインを学びます。次に「評価」フェーズでは、依存傾向を測るチェックテストを通じて自己評価を行います。最後に「行動」ステップでは、実際に行動計画を立てながら、自分にとっての良好なデジタルとの関係性を追求します。すべての過程は対話形式で進められ、参加者同士のコミュニケーションが重視されています。
JDWAとは
JDWAは、デジタル環境における健康的な使い方を広げることを目的とした協会で、2023年に設立されました。依存への予防や回復支援を中心に、教育や啓発活動を展開しています。これにより、若者や子どもが安全にデジタル社会と関わることを目指しています。詳細な情報については公式サイトを訪れることができます。
JDWA公式サイト
シュウ ウエムラのブランドの背景
1967年に設立されたシュウ ウエムラは、「美しいメイクは美しい素肌から」という理念に基づき、美容業界において革新をもたらしたブランドです。メイクとスキンケアの融合を追求し続けており、包括的な美のアプローチを提案し続けています。
シュウ ウエムラ公式サイト
参加について
ワークショップは、大学関係者や学生団体からの申し込みを受け付けており、対面またはオンライン形式での実施が可能です。参加は無料で、講師やプログラムの提供にかかる費用は一切かかりません。詳細な情報や申し込みについては、公式のお問い合わせフォームから気軽に連絡することができます。
まとめ
シュウ ウエムラとJDWAによるこの新たな取り組みは、現代の学生たちがデジタル依存について理解を深め、心の健康を保つための大きな一歩となることが期待されています。デジタルとの良好な関係を築くためのスキルを学ぶ貴重な機会ですが、今後の実施を通じて、より多くの学生たちが救われることでしょう。