浜松市では、地域の課題解決や市民の生活の質を向上させるため、データ連携基盤を活用したサービスの実装に取り組む民間企業を支援する制度があります。これは令和4年度に制度化された「浜松市データ連携基盤活用実装支援補助金」であり、その目的は、先端サービスを実装することによって市のさまざまなニーズに応えることです。
このたび、浜松市は初めての採択を行い、ノバルス株式会社が提出した「データ連携基盤と高齢者見守りサービスの防災情報連携」という事業が栄えある第一号として選ばれました。この取り組みにより、地域の高齢者の見守りを強化し、防災情報を迅速に提供するサービスが実現することが期待されています。
さらに、浜松市は、こちらの補助金を活用して新たに事業を展開したい企業を対象にした2次募集を行います。この募集は、データ連携基盤を用いてサービスを開発する意欲的な企業に向けられており、以下の概要で行われます。
1.
対象事業:データ連携基盤を活用したサービスを実装することを目指し、事業を展開すること。
2.
対象経費:設備備品費、消耗品費、謝金、外注費、保守費、改造修理費、賃借料などと幅広い項目がカバーされます。
3.
補助率:対象経費の満額の半分、具体的には2分の1以内が補助されます。
4.
補助限度額:1件あたり150万円までの支援が可能です。
5.
対象期間:補助金の交付決定日から翌年の3月15日までの長期間にわたる支援が行われます。
6.
募集期間:令和7年9月10日から10月8日まで、実施時間は17時15分までとなります。
7.
申請方法:募集案内を熟読の上、申請に必要な書類を準備し、指定された提出先に郵送または持参で提出が求められます。なお、一部の提出書類はオンラインでも可能です。
8.
提出先:浜松市デジタル・スマートシティ推進課(住所:浜松市中央区元城町103-2)へとなります。
この補助金制度は、浜松市が独自に設けたもので、地域の課題に対する具体的な解決策を企業が提供するための支援をしています。企業の皆さんには、この機会を生かしてぜひ積極的にご応募いただきたいと思います。
【問い合わせ先】
浜松市企画調整部 デジタル・スマートシティ推進課 053-457-2454
E-Mail:
[email protected]
詳細は浜松市公式ウェブサイトにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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