病院マーケティングサミット2020の全貌
2020年12月1日から5日にかけて、病院マーケティングサミットがオンラインで開催されることが決定しました。このイベントは、2018年に初めて実施され、年々規模と内容が充実してきました。今年は昨年の参加人数360人を大きく上回り、1000人以上の参加が見込まれています。
プログラムの概要
本サミットでは、約160人の専門家が58セッションに登壇します。特に注目されるテーマは「逆境で進化させる人to人のコミュニケーション戦略」。新型コロナウイルスの影響で医療機関が直面した課題を考え、withコロナ時代に必要な戦略を探ります。
幅広い社会課題に目を向ける
医療の領域は病院内に限らず、広く社会に向けられるべきです。病院マーケティングはもちろん、地域経営、教育、農業などさまざまな社会課題を議論するセッションも予定されています。医療を通じて、より良い社会を目指す姿勢が反映されています。
具体的なセッションの内容
このサミットでは、以下のような多彩なセッションが用意されています。
- - 12月1日(火) 9:30〜「人や社会と深くつながるコミュニケーション戦術」
−登壇者:金子みどり(アマゾンジャパン合同会社 パブリック・リレーションズ本部長)
- - 12月2日(水) 16:00〜「妊活・妊娠について逃げずに語るべき時がきた!」
−登壇者:宋美玄(丸の内の森レディースクリニック 院長)
- - 12月3日(木) 10:30〜「医療にもっとクリエイティブを」
−登壇者:柳澤大輔(面白法人カヤック 代表取締役)
- - 12月4日(金) 13:00〜「ここが変だよ!日本の医療」
−登壇者:孫泰蔵(Mistletoe Japan合同会社 Founder)
- - 12月5日(土) 11:00〜「コロナ禍における心臓外科診療の施設間連携」
−登壇者:田端実(東京ベイ・浦安市川医療センター 心臓血管外科部長)
これらのセッションを通じて、参加者は医療施策や広報・マーケティングの実践的な知識を得ることができます。
参加方法と費用
サミットへの参加には、事前の登録が必要です。登録費は14,000円で、LINEで友だち登録することで12,000円に割引されます。登録後は、パソコンやスマートフォンでログインしてアクセスします。
主催情報
本イベントは、一般社団法人病院マーケティングサミットJAPANが主催しています。
- - 代表理事: 竹田陽介(株式会社Vitaly)
- - 理事: 松本卓(小倉記念病院)、小山晃英(京都府立医科大学)、岸拓弥(国際医療福祉大学)
病院や医療関連の業界に従事する方々にとって、今回のサミットは必見のイベントです。新興する医療流通の環境において、戦略を見直し、将来の方向性を見据える機会となるでしょう。ヒューマンコミュニケーションの重要性が増す中、多角的な視点から意義ある議論が期待されます。