高大連携フォーラム報告
2012-07-02 07:00:01

神奈川大学、第7回高大連携協議会フォーラム開催:学ぶ意欲とスキル育成に向けた教育の連携

第7回神奈川大学高大連携協議会フォーラム:教育の連続性と学びの未来



2012年8月3日、神奈川大学横浜キャンパスにて、第7回神奈川大学高大連携協議会フォーラムが開催されました。本フォーラムは、初等教育から高等教育までを繋ぐ教育の連続性、そして「学ぶ意欲とスキルを育てる」ことをテーマに、多くの教育関係者や企業関係者、保護者らが参加しました。

フォーラムの目的

本フォーラムは、従来のキャリア教育シンポジウムを発展させた3回シリーズの第3弾として開催されました。小学校から大学までの教育機関が連携し、新学習指導要領に基づく「習得」「活用」「探究」の学習活動のあり方や、各学校段階における教育の連続性、そして連携のあり方について議論することを目的としています。

基調講演と実践発表

東京大学大学院教育学研究科長の市川伸一氏による基調講演「いま求められる学力と学習指導―習得・活用・探究の授業創造―」では、現代の教育において求められる能力や、効果的な授業づくりについて示唆に富む内容が語られました。

続く実践発表では、立命館小学校長の浮田恭子氏による立命館における一貫教育、神奈川県立愛川高等学校長の近藤順子氏による神奈川県の連携型中高一貫教育、そして神奈川大学学長補佐の齋藤隆弘氏による高大接続教育におけるFYS(ファースト・イヤー・セミナー)の事例紹介がありました。各発表では、それぞれの教育機関における特色ある取り組みや課題が共有されました。

活発なパネルディスカッション

神奈川県立総合教育センター所長の島山田伸一郎氏をモデレーターに、基調講演者と実践発表者によるパネルディスカッションが行われました。活発な意見交換を通して、初等教育から高等教育までの教育連携における課題や、今後の展望が議論されました。参加者からは、教育現場における具体的な問題点や、その解決策についての活発な意見が飛び交いました。

情報交換会

フォーラム後には、講演者、発表者、参加者による情報交換会が開催されました。参加者同士が自由に意見交換を行い、ネットワークを構築する機会となりました。

協賛機関

本フォーラムには、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、横須賀市教育委員会をはじめ、多くの教育機関や団体が後援として名を連ねました。高大連携の重要性を示す、多くの関係者の関心の高さがうかがえました。

まとめ

本フォーラムは、初等教育から高等教育までの教育の連携の重要性を再認識させるとともに、具体的な取り組み事例や課題を共有する貴重な機会となりました。今後の教育改革において、本フォーラムでの議論が重要な役割を果たすものと期待されます。参加者からは、今後の継続的な連携の必要性や、情報共有の重要性についての意見が多く聞かれ、活気に満ちたフォーラムとなりました。

会社情報

会社名
学校法人神奈川大学
住所
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1横浜キャンパス
電話番号
045-481-5661

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