フランス発の少年マンガ『ラディアン』第2巻がついに登場
日本マンガ界への影響を色濃く受けたフランスの正統派少年マンガ、『ラディアン』の第2巻が11月6日に発売されます。この新刊は、作者トニー・ヴァレントによって描かれた冒険と刺激に満ちた物語の続編です。
物語の背景
主人公のセトは、師匠アルマから離れ、魔法使いたちの集うアルテミス学院で猛勉強の日々を送っています。彼の壮大な目標は、破壊者ネメシスの巣である『ラディアン』を壊滅させること。しかし、目標実現に向けて進むセトには想定外の障害が待ち受けます。それは資金不足!
この問題を解決するため、仲間のドクとメリと共に、セトは「ランブル・タウン」へと向かうことになります。お金を得るため、ネメシスを生け捕りにする計画を立て、彼らは困難な冒険に挑むのです。果たしてセトたちは無事に目的を果たすことができるのか、物語の展開に注目です。
価格と購入情報
本作は、B6版で183ページにわたる物語が楽しめます。価格は740円(税別)で、主にイラストやストーリーが好みな読者にアピールする一冊となっています。興味のある方は、飛鳥新社の公式サイトやAmazonでのお求めをおすすめします。
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トニー・ヴァレントが来日イベントを開催
『ラディアン』の作者トニー・ヴァレントは、日本でのリリースを記念して、いくつかのイベントを行います。彼の作品への熱い想いを語り、ファンとの交流が期待されています。具体的なイベントの日程は以下の通りです:
- - フランスで生まれた少年マンガ『RADIANT』ができるまで
日時:11月13日(金)18:00~20:30
会場:明治大学 中野キャンパス 304教室
- - BD&漫画作家3人によるインタラクティヴ・グループワーク
日時:11月14日(土)14:00~16:30
会場:アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ
日時:11月15日(日)11:00~16:00
会場:東京ビッグサイト
日時:11月17日(火)18:30~
会場:コピス吉祥寺B館8階
日時:11月20日(金)19:00~
会場:書泉グランデ7F
イベント情報の詳細については、各主催者の公式ページでご確認ください。
日本マンガの影響力
『ラディアン』のリリース背景には、日本のアニメやマンガの影響が色濃く映し出されています。1980年代末から、フランスで日本文化への関心が高まり、特にマンガ―「バンド・デシネ」として知られるマンガの翻訳市場が急成長しました。その影響で、多くのフランス人作家が日本のスタイルを採り入れ、作品を生み出しています。トニー・ヴァレントもその一人であり、彼は日本での発表を長年の夢としてきました。
フランスでは『ラディアン』がすでに第4巻まで刊行されていますが、日本市場でもその人気は急速に広がっています。本作を通じて、読者は楽しさと共に、国を超えた文化交流の重要性を実感できるでしょう。
このようにして、『ラディアン』第2巻は、ただのマンガに留まらず、国際的な文化の架け橋ともなっています。日本とフランスの架け橋として、あなたもこの冒険の世界に飛び込んでみませんか?