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神奈川県初の石井麻木写真展『3.11からの手紙/音の声』開催

神奈川県のマルイファミリー溝口で、未曾有の東日本大震災からの14年間の思いを伝える石井麻木写真展『3.11からの手紙/音の声』が開催されます。これは、震災直後から毎月被災地を訪れ続け、見つめてきた石井麻木の心の記録です。これまでの展示内容には、東北の人々の姿や言葉、さらにアーティストたちが届けた音楽への想いが詰まっています。特に、今回の展示では能登半島の現在の様子も紹介されています。

展示の目的は、震災を知らない子どもたちに向けて記憶をつなぎ、いのちの尊さや日常の大切さを教えることです。石井麻木の写真絵本『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』も展示され、特に大判プリントでの観覧が可能です。また、写真展の関連グッズもたくさん用意されており、訪れた方々にはぜひ手に取っていただきたいアイテムが揃っています。

東京からの訪問者、石井麻木

石井麻木氏は東京都出身で、写真を通じて瞬間を永遠に変えることを信念に活動しています。毎年個展を開く他、写真とことばの連載やCDジャケット、映画のスチール写真、アーティスト写真など幅広く活躍。震災後は東北に足繁く通い、その現地の状況を記録し続けており、写真本の出版や全国巡回展も行っています。特に、石井氏の写真には力強いメッセージが込められており、観る者の心に深く響きます。

復興支援活動も同時に展開

写真展では復興支援のブースとして、「東北ライブハウス大作戦」や「幡ヶ谷再生大学復興再生部」も参加します。これらの団体は震災をきっかけに設立され、ライブハウスを通じた支援や災害発生時の支援活動を行っており、それぞれが趣旨に沿ったグッズを販売します。

スペシャルトークセッション

さらに、福島県出身のシンガーソングライターである片平里菜とのトークセッションも予定されています。彼女は石井麻木氏と親交が深く、このトークショーは二人の活動と想いを知る貴重な機会です。観覧は無料ですが、混雑により整理券を配布する場合もありますので、早めの来場をお勧めします。

イベント詳細

• - 会場: マルイファミリー溝口4Fイベントスペースにて
• - 期間: 2025年6月27日（金）から7月13日（日）
• - 時間: 11:00～20:00

当展示は、単なるアートの展示にとどまらず、震災を経た歴史と人々の思いを考える機会となることでしょう。これをきっかけに、私たち自身の生活や価値について再考してみるのも良いかもしれません。是非とも足を運び、感動を共有してください。

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