ダイセーホールディングス、神奈川の飲食店「磯っぺ」を新たに譲受

ダイセーホールディングス、飲食事業に新たな風を吹き込む

ダイセーホールディングス株式会社が、神奈川県平塚市に位置する飲食店「磯っぺ」の事業を2025年9月1日付で譲受することを発表しました。これにより、同社は今年1月に事業譲受した洋食店「横濱たちばな亭」に続く2つ目の飲食店としての基盤を確立しました。

背景と目的

ダイセーグループとして知られる同社は、物流を主体とする企業グループで構成されていますが、近年ではITやホテル業、食品、飲食など多角的な事業展開に力を入れています。ダイセーホールディングス自体でも、物流事業に並ぶ成長モデルとして飲食事業に注力しており、今回の事業譲受はその一環と言えます。

「磯っぺ」の魅力

新たに運営される「磯っぺ」は、平塚漁港から直送される鮮魚と、自家製の手打ちそばが特長の和食レストランです。毎朝、水揚げされるばかりの新鮮な魚を店主が選別し、季節の味を楽しむことができます。特に人気のメニューは、平塚漁港で水揚げされたばかりの生しらすです。

また、店内には専属のそば職人が在籍し、国産の石臼で挽いた一番挽き粉を使用した二八そばを毎日手打ちしています。このように、素材と技術にこだわったメニューは、多くの来店者に支持されることでしょう。

さらに、ダイセーグループのそば専門店を展開する箱根暁庵株式会社との連携も期待されており、調達や商品開発、人材教育などにおいて、高いシナジー効果が生まれることが見込まれています。