肌悩みの新常識「ベタカサまざり肌」とは？

環境変化による肌悩み「ベタカサまざり肌」

最近、肌悩みが多様化していますが、その中で注目されるのが「ベタカサまざり肌」という状態です。これは、肌の一部がべたつき、また別の部分が乾燥しているという複雑な状態を指します。花王株式会社のスキンケアブランド「ビオレザボディ」は、全国で20～69歳の男女10,000人を対象に、環境変化が肌に及ぼす影響を調査しました。そこの結果によると、実に約3人に2人がこの「ベタカサまざり肌」を実感していることが分かりました。

環境の変化がもたらす肌の影響

調査の結果、9割以上の人が日本の気候の変化を体感しています。特に、近年の猛暑や急な寒暖差が肌状態に影響を及ぼし、それによって肌のストレスを感じている人も8割以上いました。このような状況では、肌の状態が不安定になりがちです。

「ベタカサまざり肌」とは、例えば「スネは乾燥しているのに、背中がベタついている」など、肌の部位ごとに異なる状態を示すものです。これにより、ノースリーブの服を着ると、腕はカサカサでありながら、背中は蒸れるような体験をすることもあります。

身体ケアが後回しにされる理由

多くの人が肌悩みを抱えていながら、身体のケアを軽視しています。調査によれば、ボディケアにこだわって実践している人は少なく、全体の72.3％が自分の肌の状態に不満を感じているにも関わらず、ケアが後回しとなっているのです。特にお風呂上がりのボディケアが「面倒」と感じる人は78.3％にも達します。

“ベタカサまざり肌”に対する意識を高める

今回の調査結果は、ますます複雑化する肌の悩みを浮き彫りにしています。特に夏の気温上昇や湿度の変化は、私たちの肌にさまざまな影響を与えます。肌ケアが疎かになりやすいボディケアであっても、その重要性は無視できません。今後は、ビオレザボディがこの新たな肌の悩みに向き合い、手軽に使えるボディケア製品の開発を進めていくとのことです。