中京大学とlanitechが強力共創！生成AIでの地域課題解決プロジェクト始動

生成AIを活用した実践型共創プロジェクトが始動

2025年10月、生成AIと地域課題をテーマにした新たな実践型共創プロジェクトが、lanitech合同会社と中京大学の連携によって始まります。このプロジェクトは、名古屋市千種区の「クリエイティブガレージ星が丘」を拠点に、大学生、複業人材、地域企業が一体となり、生成AIを用いて短期間で課題解決に取り組むものです。

プロジェクトの背景と目的

近年、多くの企業が求める人材像が変化してきています。特に、実務経験や新たな視点を持つ人材へのニーズが急増しています。しかし、学生には実践的な経験が不足しているという現実もあります。一方企業側は複業や副業に挑戦する人材との接点が不得意であり、地域としても大学や企業が相互に結びつける仕組みが課題となっています。このプロジェクトは、これらの背景を受け、多様なプレイヤーが共創することで新たな価値創出と次世代人材の育成を実現することを目的としています。

プロジェクト内容

プロジェクトは「1テーマ×2ヶ月」のプランで進行。学生と企業、社会人がチームを組み、アイデアの創出から仮説の検証、最終提案に至るまでのプロセスを実践形式で体験します。

実施概要

- 名称: 実践型共創プロジェクト（仮称）
- 期間: 2025年10月20日〜12月中旬（全4回）
- 形式: 短期集中型チームプロジェクト

スケジュール（予定）

1. 第1回: オリエンテーション・課題定義
場所: 中京大学
2. 第2回: 実務提案ワーク・アイデア出し
場所: クリガレ
3. 第3回: 仮説検証・中間レビュー
場所: 中京大学
4. 第4回: 最終提案発表
場所: クリガレ（企業・複業人材を招待予定）

提案するテーマ例

プロジェクト内では、さまざまなテーマが設定できます。たとえば、

- 生成AI時代の大学生向け情報発信メディアの策定
- 星が丘の地域資源を活用したまちづくりアイデアの具現化

など、参加企業の業種に応じてカスタマイズされたプランが考えられます。

主催者の熱い思い

西脇靖紘（lanitech合同会社 CEO）は、「大学、企業、複業人材が出会う場を作りたかった」ことをプロジェクト開始の背景に挙げています。多様な人々が集まり、地域課題を解決する実践の場が提供される意義を強調しました。一方、弘中史子（中京大学社会連携教育センター長）も、学生が実際のプロジェクトに参加し、新たな価値を生み出すことへの期待感を表明しています。