キュナードの2026-2027年新クルーズプログラム発表
英国のラグジュアリー・クルーズライン、キュナードが2026年から2027年にかけての新たな航海プログラムを発表しました。この新プログラムでは、クイーン・メリー2、クイーン・エリザベス、クイーン・ヴィクトリア、そして新造船のクイーン・アンの4隻により、62のユネスコ世界遺産を含む57か国、101の観光地を巡る特別な船旅が楽しめます。
新クルーズプログラムのポイント
この新しいプログラムでは、40以上のクルーズが用意され、22回のオーバーナイト寄港、26回の夜出港が計画されています。特に注目すべきは、クイーン・ヴィクトリアが寄港するスペインのフェロールとエルサルバドルのアカジュトラが初めての寄港地となります。これにより、巡る地域の文化や景観をより深く体験できるチャンスが広がります。
新しい航路の魅力
新造船クイーン・アンは、78泊の南米ディスカバリークルーズを含むスケジュールで、南米のリオデジャネイロに宿泊します。また、モロッコのカサブランカやカリブ海のバルバドスなど、未踏の地への初寄港も予定されており、興味を引きます。
クイーン・メリー2は、エル・フェロル発のツアーでユネスコ世界遺産のサンティアゴ・デ・コンポステーラを巡ります。その後はカーボベルデのサン・ヴィンセンテ島での1泊寄港や、カリブ海の印象的な砂浜を楽しむクルーズも楽しめる予定です。
クイーン・ヴィクトリアとクイーン・エリザベスの航海
クイーン・ヴィクトリアは2027年に109泊のワールド・ボヤージへ出発し、香港、シドニー、ケープタウンなど多様な文化都市を訪れます。また、セネガルのダカールと南アフリカのダーバンへの初寄港も計画されています。
一方、クイーン・エリザベスはカリブ海プログラムを続行し、マイアミ発での様々なクルーズを提供します。キュラソーやアンティグアなど、魅力的な観光地を訪れることができます。フロリダのエバーグレーズ湿地の生態系を探検するチャンスも提供されます。
2026年10月~2027年4月の出港クルーズ特典
新クルーズでは、早期予約特典を始めとする多くの特典が用意されています。89泊以上のフルワールド・ボヤージを予約した方には、ウェルカム・レセプションや記念ギフト、寄港地でのガラ・イベントなど、充実したサービスが含まれています。
7泊から88泊のクルーズにおいても、シャンパン・ブレックファーストやオンボード・クレジットなどの特典があります。
船の魅力とキュナードの歴史
キュナードは1840年に創業し、184年の歴史を誇る船社です。その高いサービス品質や洗練された食事、厳選されたエンターテイメントにより、他にはない特別な体験を提供しています。この度の新クルーズプログラムは、今後のキュナードのグローバルな展開の一環として位置付けられています。
公式ウェブサイト情報
今後、日本語版のサイトが開設されることで、多くの顧客がスムーズにクルーズの予約を行えるようになるでしょう。信頼性の高い情報を提供しつつ、キュナードならではの特別な体験を多くの方にお届けできるよう、準備が進められています。