Visaと警察庁の連携で不正利用対策強化へ向けた新たな取り組み
近年、キャッシュレス決済の普及が進む中で、クレジットカード情報の不正利用が増加しています。このような問題に直面した中、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(以下、Visa)は警察庁との連携を強化し、不正利用の拡大防止に取り組むことを発表しました。
Visaは、警察が捜査の過程で把握した不正クレジットカード情報を有効活用するための協定を結び、情報の迅速な共有を実現します。この協定により、不正利用の疑いがあるカード情報が国際ブランド各社を経由して、カード会社に即座に通知されるようになるため、迅速な対応が期待されています。
フィッシング詐欺やマルウェアによる情報漏洩等が原因で、盗まれたクレジットカード情報が不正に利用される事例が増加しており、Visaはこのような事態に対応するため、経済産業省や業界団体と連携して様々なセキュリティ対策を推進しています。特に、EMV 3-Dセキュアなどの最新技術を駆使し、消費者の安心を守るための取り組みを強化しています。
Visaと警察庁の協力によって、不正利用の防止に向けた新たな一歩が踏み出されます。例えば、警察庁が捜査を通じて得た情報をVisaが受け取り、それを基に不正利用の監視や防止策を講じることが可能になります。この連携により、カード会社がより効果的に不正利用の兆候を捉え、迅速な対処が取れるようになるでしょう。
Visaは、デジタル決済の安全性をさらに向上させるため、引き続き様々な施策を推進していく方針です。「安心」「安全」という価値を顧客に提供し、今後もイノベーションを追求し続けることを目指しています。Visaのミッションは、世界中の消費者や商業者に対して、最も革新的で信頼性の高い決済ソリューションを提供することです。また、これにより、個人と企業の繁栄を支え、経済全体の発展に寄与することを目指しています。
詳細については、Visaの公式ウェブサイト(日本語版 : www.visa.co.jp、英語版 : Visa.com)を訪問してみてください。今後の取り組みにもぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
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ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング24階
- 電話番号
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