リフォーム効率化
2024-12-19 13:36:18

パナソニック、リフォーム業務の効率化を実現する製品を発表

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、リフォームや住宅改修のニーズに応えるための新製品を2025年2月3日より発売すると発表しました。 近年、リフォーム市場は順調に成長しており、2023年度の受注高は前年比で115%、13兆2,739億円に達すると国土交通省が発表しています。これに伴い、既存住宅流通やリフォーム市場の拡大を目指し、20兆円を最終目標としたビジョンも掲げられています。しかし、この急成長の中、リフォーム工事には新築と異なる課題が山積しています。特に、様々な現場状況に応じた打ち合わせの必要性や施工技術の標準化の難しさが、業務効率化の大きな障害となっています。また、熟練工の減少や法規制の変化も相まって、リフォーム業務の効率化は今まで以上に重要なテーマとなっています。

これらの課題に応えるべく、パナソニックは「壊さず新しく」「躯体や間取りにフィット」「搬入や取付けが簡単」「空間にフィット」「くらしにフィット」という5つのコンセプトを設定し、リフォームに特化したベリティス製品を強化しました。

具体的には、リフォーム用の「2.7 mm USUI-TA階段」をはじめとする新製品を展開します。この製品は上貼り工法を用いており、4号特例の縮小に伴う確認申請が不要であるため、手続きにかかる時間を大幅に短縮します。また、既存のウスイータ(1.5 mmリフォームフロア)と併用することで、さらなる効率化が期待されます。さらに、「和室リフォーム引き戸 FU-SMART」もリリースし、騒音や粉塵、廃材の問題を軽減し、工期を短縮することを目的としています。

加えて、リフォーム工事の現場で直面する運搬や取り付けの手間を省くため、一部製品のデザインや形状も刷新しました。改良した「玄関収納コンポリア」は、新たに「地板が無いユニット」を採用し、設置時の手間を大幅に削減します。また、床材のカラーバリエーションも従来以上に充実させ、空間にフィットするコーディネートが可能としました。

最近のトレンドを踏まえ、「くらしにフィット」した製品としてリモートワーク向けの「簡易遮音ドア」や、ペットに優しい「ベリティスシート」を用いた製品も展開しています。これにより、住環境の多様化に対応し、より快適な暮らしをサポートします。

新たな製品についての詳しい情報は、公式プレスリリースや製品ページからご確認いただけます。リフォーム業界におけるパナソニックの取り組みと製品の進化は、今後も私たちの住まい方を豊かにしてくれることでしょう。


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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

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