住宅業界に革命！施工品質重視の評価制度「JPB」始動

住宅業界に新風！施工品質に特化した評価制度「JPB」始動

住宅検査・メンテナンスで全国的に知られる株式会社家守りが、画期的な取り組みを始めました。2025年6月、業界初となる施工品質に特化した評価制度「JPB（ジャパンプレミアムビルダーズ）」を導入するのです。

なぜ「JPB」が必要なのか？

近年、住宅業界を取り巻く状況は厳しさを増しています。管理者不足による品質低下、施工業者のスキル低下、そして現場の品質の不透明さ…。これらの問題により、住宅購入を検討する消費者は、ますます住宅会社選びに迷うようになっています。

立地やプラン、設備などは重要な選択基準ですが、それ以上に、施工不良によるトラブルは深刻な問題です。家守りは、20万棟以上の住宅検査実績から、こうした問題の深刻さを痛感してきました。

創業者の両親が住んだ家は、欠陥住宅でした。期待はずれの仕上がり、そして数々の不具合…。その苦い経験から、家守りは「欠陥住宅で苦しむ人をゼロにしたい」という強い思いを抱き、この「JPB」を立ち上げました。

「JPB」とは？

「JPB」は、施工の創意工夫や品質管理を継続的に行い、家の性能を最大限に活かす家づくりを行う住宅会社を「プレミアムビルダー」として認定する制度です。現場の品質管理を可視化し、表彰することで、より良い住宅づくりを促進します。

家守りは、独自の基準に基づき、低層住宅を手掛ける約3万5,000社の中から、プレミアムビルダーを選定。行政による検査だけではカバーできない部分を補い、消費者がより安心できる住宅選びを支援します。

消費者のメリット

「JPB」の導入により、消費者は以下のメリットを得られます。

透明性の高い情報に基づいた住宅会社選びが可能になる：施工品質が明確に評価されているため、安心して住宅会社を選ぶことができます。
施工不良のリスクを軽減できる：プレミアムビルダーは、高い品質管理体制を構築しているため、施工不良のリスクが低くなります。
* 住宅購入における安心感が向上する：信頼できる住宅会社を選ぶことで、住宅購入における不安やストレスを軽減できます。

業界への影響

「JPB」は、住宅業界全体の品質向上に大きく貢献すると期待されています。プレミアムビルダーとして認定された企業は、ブランドイメージの向上や顧客獲得につながります。また、他の住宅会社も、品質管理体制の強化を促進されるでしょう。

家守りの取り組みは、単なる評価制度にとどまりません。それは、消費者の安心と安全を守るための、そして住宅業界全体の健全な発展を目指す、大きな一歩なのです。