新バイオマス材の発表
2026-05-19 15:27:20

NOKが新たに開発したウレタンパッキン用バイオマス材の革新性とは

環境と性能を両立した新たなウレタン材料



NOK株式会社が発表した「ウレタンパッキン用バイオマス材」は、バイオマス度48%を実現したポリウレタンエラストマーの新開発材料です。この技術革新は、石油由来の原料の一部を植物由来のポリマーに置き換えることで、製造時のCO2排出量を従来比で見事に約48%削減しました。環境性能と素材の性能を両立させることができた点が、この新しい材料の最大の特長です。

新材料の背景


近年、環境問題への関心が高まる中で、さまざまな産業において持続可能な製品の開発が求められています。特に、脱炭素社会の実現を目指す中で、企業や業界には脱石油化と環境負荷の低減が急務となっています。NOKの「ウレタンパッキン用バイオマス材」は、こういった市場のニーズに応えるものであり、サーキュラーエコノミーの視点からも注目される製品です。

この新しいウレタン素材は、材料設計において数々の技術的課題をクリアしました。植物由来のポリマー比率を高めることにより、安定した成形や硬化を実現しつつ、従来の「アイアンラバー」特有の高い弾性と強靭性を保持しています。生分解性作動油に対する耐久性も考慮し、摩耗しにくい特性を持つことが求められます。

特長と応用例


この新開発のウレタンパッキン用材には、いくつかの特長があります。一つは、環境性能と基本性能の両立です。この材料はウレタン本来の耐久性と密封性を持ちながら、高バイオマス化を実現しています。さらに、特に環境保護が重要視される分野、具体的には森林や水辺で使用される油圧機器に適した密閉性能を有しています。
また、環境配慮型のシリンダへの導入が期待されています。これは、油漏れが環境汚染に直結するため、使用することで自然環境に悪影響を及ぼす可能性が軽減されます。この新しい材質のパッキンを用いることで、持続可能な油圧システムを構築することが可能になります。

さらには、安全性を証明するため、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」も取得済みです。これは、本材料が環境に配慮した製品であることを示す重要な指標となります。

NOKの取り組み


NOK株式会社は、「Essential Core Manufacturing」を掲げ、世の中に欠かせない製品の開発に取り組んでいます。自動車や電子機器、医療機器、産業用ロボットなど、さまざまな分野で技術と製品を提供し続けており、今後も持続可能な社会への貢献を目指します。

私たちが取り扱うバイオマス製品には、ポストコーン バイオマスタイプやバイオマス材Oリングなど、高い環境性能を持った製品が揃っています。NOKの技術は、未来の持続可能なモノづくりに向けた大きな一歩です。

まとめ


NOKが新たに開発したウレタンパッキン用バイオマス材は、環境保全と素材性能の両立を目指した革新的な取り組みの成果です。これにより多くの企業が持続可能性を意識しつつ、高性能な製品の開発を進める一助となるでしょう。環境問題への対策は、今や企業にとって避けては通れないテーマです。この材料の普及が、より多くの環境配慮型製品の開発につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
NOK株式会社
住所
東京都港区芝大門1丁目12番15号
電話番号
03-5405-6372

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