株式会社プロジェクトカンパニー、新たにAIコンサルティング本部を設立し事業拡大へ

株式会社プロジェクトカンパニー（以下「当社」）は、2025年1月6日付で新たに「AIコンサルティング本部」に関する発表を行いました。この新設は、AI技術を活用した事業の拡大を目的としています。企業におけるAIの重要性の高まりに応え、特にクライアントの課題解決と持続可能な成長を支援する役割を果たすこととなります。

背景と目的

AI技術は、業務の効率化だけでなく、イノベーションの創出にも大きな期待が寄せられています。多くの企業では、AIの利活用を経営ビジョンや中期経営計画に組み込む動きが見られます。AIタスクフォースやAIセンターオブエクセレンス（CoE）の設立も増加しており、AI活用を促進する環境が整いつつあります。

しかし、実際のところ、AI活用に向けたリソースや知見が不足している企業が大半であり、具体的な施策が進まず、手探りの状態が続いているのが実情です。このような課題に対し、当社のAIコンサルタントが専門的な知識と経験をもって旗振り役となり、内外でのAI利活用を進め、新しいビジネスの立ち上げをサポートしていきます。

AIコンサルティング本部の概要

新設するAIコンサルティング本部は、当社が長年の経験で培ったコンサルティングサービスをAI分野に適用し、以下のような支援を提供します。

提供するサービス

- AIコンサルティングサービス：当社では、AI戦略の策定から実装までのプロセスを支援します。具体的には、以下の段階に分けてサービスを提供します。

- 超上流：AIビジョンの策定、利活用領域のポートフォリオ作成、取り組みロードマップの設定など。
- 上流：AIソリューションの企画、新規事業計画、ビジネス要件の定義、開発プロジェクト計画策定など。
- 中流：PoC・PoBの推進、開発要件の定義、プロジェクトマネジメント、ビジネスROIの検証など。
- 下流：新規事業・サービスの事業開発支援、業務導入のサポートなど。また、生成AIの社内導入やリスキリング支援も行います。

- ナレッジの組織化: 専門的な人材の育成を図り、コンサルティングサービスの付加価値を高める体制を整備します。

- 「AIコンサルタント」という新しい職種を設け、専門知識の蓄積を図るとともに研修体系も含めた体制づくりを進めます。
- AIに関連する外部企業との連携を深め、クライアントに対するサービスの質を向上させます。

代表者のコメント

代表取締役社長の土井悠之介は、「AIコンサルティング本部の設立は当社にとって新しい成長の基盤を作る重要なステップです。お客様と社会に価値を提供し続ける企業でありたいと考えています」と語ります。

また、本部長の髙栁は、「AI活用推進の旗振り役としてのAIコンサルタントのニーズを実感しています。これからも、AIを社会に適切に実装するための知見と人材の蓄積を目指していきます」との姿勢を示しています。