防衛業界における重要なITセキュリティへのニーズを受け、株式会社Japan Aerospace & Defense Consulting(JADC)が新たなRMF教育プログラムを導入しました。このプログラムは防衛装備品に特化したもので、2026年6月1日より「テーラリング学習コース」と短期集中型の「実務者編①ブートキャンプ」を提供開始します。
テーラリング学習コースの概要
この新しいコースは、リアルタイム及び準リアルタイム特性を持つ防衛装備品に対するセキュリティ管理策の最適化を学ぶために設計されています。一般的な情報システムとは異なり、防衛装備品はその特性によって一律のセキュリティ対策ではなく、セキュリティ管理策のカスタマイズ(テーラリング)が不可欠です。
テーラリング学習コースでは、参加者が防衛装備品でのミッション優先度を理解し、機密性、完全性、可用性のバランスを保ったセキュリティ管理策を設計する手法を、座学や演習を通じて育成します。主な対象者は、RMF関連業務の経験者や既にJADCのRMF教育プログラム「実務者編」を修了している方々です。受講は1日だけで、8時間のカリキュラムにわたる構成となっています。
主なカリキュラムには、NIST SP 800-53Bに基づくオーバーレイの理解や、リアルタイム系の防衛装備品に関する規範文書、リスク管理の構造などが含まれています。この知識を基本に、受講者は防衛装備品に適した具体的なセキュリティ対策を選定及び実施する技能を習得可能です。
実務者編①ブートキャンプ
一方で、RMFのセキュリティ計画やリスク分析・評価の実践的知識を体系的に学ぶブートキャンプも提供されることになります。これは通常約1.5ヶ月かかる内容を短縮し、たった5日間で要点を集中して学ぶプログラムです。
このブートキャンプは組織向けコースと技術向けコースに分かれており、それぞれ防衛装備品のオーナー組織や開発ベンダーを対象にしています。参加者はアプローチを選択し、顧客に適したコースで専門性を高めることができます。
JADCと教育プログラムの意義
JADCは2025年4月に設立された防衛に特化したコンサルティング企業であり、国内と国際の防衛情勢に対し専門的な知識を持つプロフェッショナルで構成されています。このRMF教育プログラムは、JADCがこれまでに提供してきたコンサルティングサービスと知見を基にしており、各組織のセキュリティ向上に寄与することを目的としています。
また、今後も新たな研修内容が追加される予定であり、受講希望者はこの機会を通じて、防衛装備品に関連する高度なITセキュリティ技術を迅速に習得できるようになるでしょう。安全保障や防衛業務に携わる方々にとって、JADCのプログラムは重要な資源となること間違いありません。