震災後のエンタメ
2012-03-22 10:30:01
映画や小説が震災後にできることを考える特別講座開催
エンタテイメントにできることを考える特別講座
株式会社シナリオ・センターが、4月14日と15日に開催する一般公開チャリティ講座に注目が集まっています。この講座の目的は、東日本大震災後のエンタテイメントが果たすべき役割を探ることです。先日、震災から1年が経過し、映画や小説の制作に関わる多くの方々から「何を創るべきか」という声が聞こえてきました。これを受け、シナリオ・センターは特別講座を実施することとなりました。
講座の内容と特別ゲスト
講座は二部構成で行われます。1日目は映画やドラマに焦点を当て、プロデューサーの桝井省志氏や脚本家のジェームス三木氏らが登壇します。彼らはそれぞれの立場から、エンタテイメントがどのように震災後の社会に寄与できるかを語ります。特に、映画やドラマの持つ力について具体的な事例を交えて話が進められる予定です。
2日目は小説に関する講座が行われ、著名作家の高橋源一郎氏や若手作家の原田ひ香氏が登場します。彼らは震災や原発問題に触れながら、小説が持つメッセージ性を問います。震災をテーマにした小説が果たすべき役割について、彼らの経験を基に深く掘り下げていく機会となります。
収益の使い道と参加者への呼びかけ
この講座の収益は、全額東日本大震災の義援金として寄付されます。参加費は1日あたり4,000円、2日参加の場合は7,000円です。定員は各日200名と限られていますが、震災後のエンタテイメントの在り方に関心を持つ皆様の参加をお待ちしています。
参加希望者は、シナリオ・センターの公式サイトまたは電話での申し込みが必要です。申し込みは先着順となり、定員に達した場合はキャンセル待ちになりますので、早めのお申し込みをお勧めします。
シナリオ・センターの支援活動
シナリオ・センターは、震災後も様々な支援活動を続けています。「20枚シナリオ募金」などの取り組みで、受講生が作成したシナリオごとに寄付を行い、義援金を集めています。この取り組みは2013年まで続けられる予定で、過去の寄付総額は1,500,000円を超えています。これらはすべて被災地の支援に役立てられています。
おわりに
この特別講座は、震災を経験した多くの人々にとって、エンタテイメントがどのように生きる力となり得るかを考える貴重な機会です。講座を通じて、参加者それぞれが持つ想いや問いを共有し、共に考えていく時間を大切にしたいと思います。ぜひ多くの方々にご参加いただき、一緒に“エンタテイメントにできること”を見つけていきましょう。
詳細はシナリオ・センターの公式サイトでご確認ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 シナリオセンター
- 住所
- 東京都港区北青山3-15-14
- 電話番号
-
03-3407-6936