バリの影絵芝居
2024-12-19 13:36:18

高浜市でバリの影絵芝居が楽しめる特別公演が開催決定

高浜市でバリの伝統影絵芝居『ワヤン・クリッ』の特別公演



2025年の2月23日、愛知県高浜市やきものの里かわら美術館・図書館にて、バリ島の伝統的な影絵芝居である『ワヤン・クリッ』の特別公演が行われます。この公演は、高浜の地域文化を育むことを目的とした「銀のこもれび座」の一環として企画されました。

『ワヤン・クリッ』とは?



『ワヤン・クリッ』は、インドネシアで古くから親しまれている影絵人形芝居で、特にジャワ島やバリ島で盛んです。この公演では、ダランと呼ばれる熟練の人形遣いが、全ての人形操作を行い、物語を語ります。その過程には、伴奏音楽として演奏されるガムランの美しい音色が欠かせません。

公演の内容とあらすじ



今回の公演では、サティヤワティ姫がアルジュナ王子に恋をする物語が描かれます。夢に現れたアルジュナ王子との出会いは姫にとって運命的なものでしたが、思いが実らぬまま、サティヤワティは情念により鬼女となり、王子との争いに巻き込まれます。果たしてこの恋の行方はどうなるのでしょうか。観客は物語の結末を心待ちにできるでしょう。

特別な演出と演奏



公演のダランを務めるのは、静岡文化芸術大学の梅田英春氏で、インドネシアで長年の経験を積み、本場の技術を日本に広めてきました。さらに、ガムラン・バテルという編成から成るバリ音楽の演奏は、サンディア・ムルティが担当します。12名の演奏者が一丸となって華やかな音楽を奏で、影絵芝居の魅力を引き立てます。

地元高校生とのコラボレーション



この特別公演では、愛知県立高浜高等学校の生徒たちが制作した影絵人形が登場します。地元高校生が手がける人形は、観客に新たな視点を与え、地域とのつながりを感じさせる要素と言えます。また、三州瓦工業協同組合の協力により、会場の装飾にも気を使い、美しいランプシェードが会場を照らします。

開催概要



  • - 日時: 2025年2月23日(日)14時~16時
  • - 会場: かわら美術館・図書館1階ホール
  • - 参加費: 高校生以上1000円、中学生以下無料(当日現金支払い)
  • - 定員: 100名
  • - 申込み方法: 1月4日(土)から受付フォームにて

地域の教育機関や団体と共に文化芸術を育むプログラム「銀のこもれび座」は、高浜市の人とモノが交わる魅力的な場となることを目指しています。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただき、バリの伝統文化に触れていただければと思います。

会場情報




心温まる影絵芝居公演で、バリの文化に触れる素敵な一日を過ごしましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
株式会社乃村工藝社
住所
東京都港区台場2丁目3番4号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。