サンコー株式会社の新代表取締役に荒井太智氏が就任

代表取締役の交代について

サンコー株式会社は、2025年7月1日に臨時取締役会が開催され、新たに荒井太智氏が代表取締役として選任されたことを発表しました。同日、前代表取締役の山光博康氏は会長に就任しました。この変革は、長年の成長を支えてきたサンコーの未来を見据えた新たなスタートを意味しています。

荒井太智の経歴

荒井太智氏は1979年に東京で生まれ、2013年にサンコーに入社しました。当初はWEBデザイナーとして参画し、通販の販促業務を手掛けていました。2019年には商品調達部に異動し、その後2022年にCOOに就任し、商品部全体の企画・調達を統括。

このたびの就任は、これらの豊かな経験を基に新たな製品開発を先導することを期待されています。荒井氏は就任にあたり「サンコーはお客様に『こんな体験、待ってた！』と感じてもらえるよう、ワクワクする商品を届ける存在でありたい」とコメントしました。

山光博康の会長就任

山光博康氏は2003年のサンコー創業以来、代表取締役として「面白くて役立つ」商品を企画・開発し、数多くのユニークな製品を世に送り出してきました。彼は「小さな会社がここまで成長できたのは、お客様やスタッフの支えがあったから」と再三強調し、感謝の意を示しました。今後は会長として、荒井氏を支えながらサンコーのさらなる発展に尽力していく意向を表明しています。

サンコーの理念と未来

サンコー株式会社は、アイデア家電メーカーとして「面白くて役立つ商品で笑顔にする」というミッションを掲げています。これまでのヒット商品には、瞬時に温める『超高速弁当箱炊飯器』や、体感温度を下げる『ネッククーラー』、家庭で使える『こたんぽ』などがあります。

荒井氏の新体制のもと、これまでのアイデアを引き継ぎつつ、より多様なニーズに応える新しい商品開発を推進していく方針です。常に「サンコーらしさ」を問い直す姿勢を持ちながら、ユーザーに新しい驚きと楽しさに満ちた体験を届けていくことが伝えられています。

今後、サンコーは、さらなる製品の革新を通じて、お客様の期待に応える企業であり続けるための努力を続けていくでしょう。これにより、従来の顧客だけでなく、新しい市場にも進出していくことが期待されます。

サンコーはこれからも、独自の発想力で日常を豊かにする製品を提供し続ける企業として、さらなる成長を目指す姿勢を強調しています。