さつき株式会社が新しい教育の形を提案
さつき株式会社は、2025年1月にロンドンで開催されるBritish Educational Training and Technology Show(Bett)で、教育現場に革命をもたらす新製品『Chromebox OPS』を発表することが決定しました。この新たな取り組みは、同社の提供する電子黒板MIRAI TOUCHへの搭載が可能で、より一層の教育支援の充実を図っています。
MIRAI TOUCHの進化
MIRAI TOUCHは、2023年から開始された販売以来、累計12,000台以上が出荷されており、その信頼性と機能性は多くの教育機関に支持されています。この電子黒板は、インタラクティブな授業を実現するための多様な機能を備えています。特に、今回のChromebox OPS搭載により、ChromeOSを直接利用できるようになることで、教育現場でのデジタル化がさらに進むことが期待されています。
Chromebox OPSの製品特長
新商品『Chromebox OPS』は、以下の特長を持っています:
- - 第13世代Intel(R) Core(TM)プロセッサを採用し、処理速度がアップ。
- - WiFi 6Eおよび2.5Gイーサネットによる超高速通信が可能。
- - Thunderbolt(TM) 4により、様々なデバイスとの接続が容易。
- - Google Playから多彩なAndroid(TM)用アプリがインストール可能で、授業の幅が広がります。
- - Titan Cセキュリティチップによって、内部からデバイスを厳重に保護。
教育に特化した環境
Chromebox OPSは、Google Workspace for Educationと連携し、教育現場に特化した機能を提供します。これにより、教員はMIRAI TOUCH上で直感的にGoogleの豊富なソフトウェアを操作でき、授業の進行がスムーズになります。実際の設置例でも、MIRAI TOUCHを使った授業の様子が紹介され、多くの教育機関からの評価を得ています。
セキュリティと利便性の両立
特に重視されるのが、セキュリティ機能です。インターネットに接続すると自動的に学校や自治体の管理下に登録され、適切なポリシー設定が可能です。これにより、教員や生徒が安全に電子黒板を使用できる環境が整います。
想像以上の活用法
MIRAI TOUCHの最上位モデル『X series』では、カメラやマイクが標準装備されています。これにより、Google Meetを使った外部との交流や、AIによる即時翻訳機能など、多彩な利用が可能です。卒業生との連絡教育や在宅学習での利用が期待されています。
さつき株式会社のビジョン
さつき株式会社は、1931年に創業し、教育の発展に寄与するためのテクノロジーソリューションを提供し続けています。同社の目的は、日本の教育課題を解決すること。そのために、教育用電子機器の開発だけでなく、ビジネスシーンでの活用促進にも取り組んでいます。
今後も教育界のニーズに応じた製品開発を通じて、日本の教育現場のデジタルトランスフォーメーションを推進していくことでしょう。