夢を広げる「WheeLog!」の挑戦
特定非営利活動法人ウィーログは、「車いすでもあきらめない世界をつくる」をミッションに、バリアフリー情報を集めたマップアプリ「WheeLog!(ウィーログ)」を開発・運営しています。この取り組みは、社会の移動に困難を抱える全ての人々に、自由な外出を実現するためのものです。特に、4月1日の「April Dream」に賛同する形で、夢を発信することを目指しています。
社会的課題:移動の制約
現在、日本国内には車いす利用者やベビーカー、高齢者など、さまざまな理由で移動が困難な人々が多く存在します。バリアフリー化が進んでいる公共施設でも、個々の店舗や観光地などでは依然として段差や狭い通路が残り、不十分な情報提供が外出をためらわせる要因となっています。これが、誰もが共感を持つべき問題であることを強調したいと思います。
「ウィーログ」の理念:移動の自由の権利
私たちが目指すのは、全ての人々が自由に外出できる社会です。代表理事の織田友理子は、難病により車いす生活を余儀なくされた自身の経験を基に、この活動に情熱を注いでいます。彼女は、移動に対する不安や無力感を克服すべく、バリアフリー情報を可視化することを決意しました。彼女の言葉には、自らの体験から感じた切実な思いが込められています。
ウィーログの情熱:4つのバリア解消に挑戦
ウィーログでは、以下の4つのバリアを解消するために取り組んでいます:
1.
情報のバリア:安全で安心な外出のために必要な情報を、誰もが簡単に得られるようにする。
2.
物理のバリア:段差や狭い通路など物理的な障壁を減少させ、利用しやすいインフラを形成する。
3.
制度のバリア:バリアフリーの政策を強化し、社会参加の選択肢を広げる。
4.
心のバリア:周囲の理解と支援を促進し、誰もがオープンに外出できる社会を作る。
行動に移そう
ウィーログは、社会的な理解を得るための教育や啓発に力を入れ、車いす街歩きのイベントを通じて広めています。また、観光庁の「心のバリアフリー認定制度」にも関与し、障害者への理解を深める取り組みを進めています。このように、行動の積み重ねが未来を変えることにつながると信じています。
あなたも仲間になりませんか?
私たちは「世界一あたたかい地図」を一緒に作り上げる仲間を募集しています。以下の方法で活動を支援することができます:
- - アプリで情報発信:バリアフリー情報をWheeLog!アプリに投稿してください。
- - 寄付:月々1000円の寄付は、5人の車いすユーザーに役立つことにつながります。
- - 研修・調査:研修を通じて、企業や自治体と共にバリアフリーな社会を設計します。
ウィーログは、10万人以上のユーザーに支えられ、日本国内外で活躍しています。詳細については、公式サイト(https://wheelog.com/)をご覧ください。私たちは、この夢の実現を心から目指しています。
夢に向けての一歩を共に
私たちと共に、バリアフリーな世界を創りましょう。皆様の参加をお待ちしています。