草場勇斗選手がキベラA-GOALリーグのアンバサダーに就任
2022年10月からケニア・ナイロビのキベラスラムで開催されているユースサッカーリーグ「TAKESHI SEO & Japan presents キベラA-GOALリーグ」。このリーグには1400人以上の子どもたちが参加し、サッカーを通して学び、成長する機会を得ています。そんな素晴らしい活動に、新たに草場勇斗選手がアンバサダーとして加わることが発表されました。草場選手はケニア・プレミアリーグでアジア人初のプロサッカー選手として活躍しており、彼の就任はリーグに大きな影響を与えると思われます。
草場選手は10月5日に行われたキベラA-GOALリーグのイベントに参加し、子どもたちとの交流を楽しみながら、食事提供活動にも加わりました。彼の存在は、子どもたちにとって大きな励みとなることでしょう。
子どもたちの夢を支える草場選手
今後、草場選手はキベラA-GOALリーグの参加者を対象にしたサッカー教室の実施や、彼がプレイするケニアプレミアリーグでのゴール数に応じたサッカーボールの提供などを行う予定です。草場選手は「キベラA-GOALリーグの活動は、経済的な理由や環境の制約でサッカーができない子どもたちに、学びと成長の機会を提供する素晴らしい取り組みです」と力強いメッセージを送っています。
草場選手は自身のケニアでの経験を活かし、サッカーを通じて子どもたちの可能性を広げ、支援活動を行っていく意志を表明しています。彼の活動は、経済的な理由でサッカーをできない子どもたちを減少させ、地域のサッカーの発展にも寄与することでしょう。
草場選手のプロフィール
草場勇斗選手は大阪府出身の24歳。立正大学湘南高校や桃山学院大学でのサッカー経験を経て、関西社会人リーグで活躍し、その後ケニア4部リーグのFC ZENSHINに加入。ここでも10試合で8ゴールを記録し、2023年8月にはナイロビ・シティ・スターズFCに入団しました。彼は今、アジア人で初めてケニア・プレミアリーグでプレーする選手として、その名声を高めています。
A-GOALについて
一般社団法人A-GOALは、2020年5月に新型コロナウィルスの影響で多くの人々が苦しむ中、地域スポーツクラブと連携し、緊急食料配布を行うために設立されました。活動国はケニアやナイジェリアなど広域で、持続可能な社会を築くことを理念に、ユースサッカーリーグの運営や食堂の運営、日本でのアフリカイベントの開催など、多岐にわたって展開しています。特にキベラA-GOALリーグでは、サッカーを通じて子どもたちに栄養提供や安全な環境を提供しています。
キベラA-GOALリーグの意義
キベラA-GOALリーグは、サッカーを通じて子どもたちの発展を促進し、犯罪に巻き込まれるリスクを減少させる活動です。54のカテゴリーで約50チームが参加し、子どもたちに栄養改善を図り、生理用品の提供などの活動も行っています。草場選手の参加により、さらに多くの子どもたちがサッカーに触れ、夢を持つことが期待されます。
草場勇斗選手がキベラA-GOALリーグのアンバサダーとして活動することで、彼の影響力が世界中の同年代の子どもたちに届くことを願っています。