絵本で知る職業
2020-01-09 14:47:56

経営学部生が制作した絵本「くるまのおいしゃさん」、育む職業知識をアニメ動画で体験

最近、京都産業大学の経営学部に在籍する学生たちが、自ら制作した絵本の読み聞かせ動画をYouTubeにて公開しました。その名も「ありがとう くるまのおいしゃさん」。この取り組みの目的は、子どもたちに職業についての理解を深めてもらい、特に日本の交通網を支える重要な職業、自動車整備士への関心を高めることにあります。

通常、多くの人にとって自動車整備士は身近な存在ではありますが、その重要性があまり意識されることはありません。この絵本では、主人公の男の子、ひかるくんが夢の中で経験する冒険を通じて、整備士の役割や、日常生活におけるその影響を描いています。子どもたちが自然に興味を持てるようなストーリー構成になっており、視聴後には整備士への理解が深まることでしょう。

動画の特徴として、声の演技や効果音が挙げられます。異なる登場人物の声を使い分けることで、物語全体に色が添えられ、子どもたちの注意を引きながら夢中にさせる工夫がなされています。特に、家事をしている親の側でも、ちょっとした隙間時間に子どものためのエンターテイメントとして利用できる点も魅力的です。

また、このプロジェクトが生まれた背景には、学生たちの感じている社会的責任があります。現在、日本には約17,000種類の職業が存在しますが、どれだけの子どもがそのすべてを知っているでしょうか。経済の発展とともに、職業の認識を広げ、将来の選択肢を増やすための啓蒙活動が必要です。

伊吹ゼミでは、特に幼稚園児が対象に、論理的思考と認知力が発達する時期に合わせたアプローチとして絵本を利用することを決定しました。絵本は子どもたちにとって接しやすいため、身近な職業の重要性を楽しく学ぶ良い手段となります。

さらに、この動画の配信に合わせて、伊吹ゼミは今後もさまざまな職業についての教育活動を展開する予定です。この読み聞かせプロジェクトは、子どもたちに新しい知識を提供し、将来の選択肢を広げる手助けとなることでしょう。

「ありがとう くるまのおいしゃさん」は、12月14日からYouTubeにて配信が開始されます。家族皆で楽しみながら、教育的な知識を深める良い機会です。

この取り組みは、メディアでも取り上げられることが予想され、子どもたちやその親にとって大きな注目を集めることになるでしょう。今後、このような活動がより多くの職業への理解を促進し、子どもたちの成長に寄与することを期待しています。

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会社名
京都産業大学 伊吹ゼミナール
住所
京都府京都市北区上賀茂本山
電話番号
080-6340-0048

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