シンガポール―ジャカルタ線増便
2024-11-14 11:33:11

シンガポール航空とガルーダ航空、シンガポール―ジャカルタ線を増便し業務提携強化へ

シンガポール航空とガルーダ・インドネシア航空、業務提携強化でシンガポール―ジャカルタ線増便



シンガポール航空とガルーダ・インドネシア航空は、東南アジアにおける主要ハブ空港都市間の連携強化のため、シンガポールとジャカルタ間の航空路線を増便し、業務提携を拡大することで合意しました。両社は、乗客の利便性向上と更なる市場拡大を目指し、今後更なる協力を進めていきます。

増便内容

まず、シンガポール航空は2024年11月22日より、シンガポール―ジャカルタ間の便数を現在の1日6便から8便に増便します。一方、ガルーダ・インドネシア航空も2024年12月1日より、同路線の便数を1日4便から6便に増便する計画です。

コードシェア便拡大

両社は、今回の増便路線にもコードシェアを拡大することで合意しました。現在、両社はシンガポールとインドネシアの4都市(デンパサール、ジャカルタ、メダン、スラバヤ)間、ならびにシンガポールとロンドン(ヒースロー)、ムンバイ間のコードシェアを実施しています。2024年12月1日までに、両社は週390便、うちシンガポールとインドネシア間で362便ものコードシェア便を運航する予定です。

マイレージプログラム連携強化

2025年第1四半期には、両社のマイレージプログラムであるクリスフライヤーとガルーダマイルズの連携を強化します。これにより、会員はコードシェア路線においてもマイルの積算と交換が可能になります。

共同運賃商品導入

シンガポール当局からジョイントベンチャー(共同事業)の認可を取得した両社は、2025年第1四半期に共同運賃商品を導入する計画です。この導入により、顧客はシンガポールとデンパサール、ジャカルタ、スラバヤ間を1つの旅程で予約することが可能になります。

今後の展望

両社は、今回の業務提携強化により、顧客への価値提供の向上、インドネシアとシンガポールの観光・ビジネス促進に注力していきます。今後の取り組みとして、レベニューシェア便の運航、フライトスケジュールの調整、共同セールス・マーケティング活動などが検討されています。

経営陣コメント

ガルーダ・インドネシア航空のイルファン・スティアプトラ社長兼CEOは、シンガポール市場の重要性と、今回の増便が市場の需要に応えるものであることを強調しました。また、シンガポール航空の広範なネットワークへのアクセス提供や、パンデミック後のインドネシア観光支援への貢献にも言及しています。

シンガポール航空のゴー・チュン・ポンCEOは、当局による増便承認への感謝と、ガルーダ・インドネシア航空との戦略的提携による顧客への価値提供向上を述べました。両社のWin-Winな関係強化による、インドネシアとシンガポール間の渡航利便性向上と、両国の観光・経済発展への貢献にも期待を示しています。

シンガポール航空とガルーダ・インドネシア航空について

シンガポール航空は、1947年設立の世界的なインターナショナルエアライングループです。「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の3つの柱をブランドの役割とし、数々の賞を受賞しています。

ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシアのナショナル・フラッグ・キャリアとして70年以上の歴史を持つ航空会社です。インドネシア国内外の多くの都市に就航し、お客様中心のサービス提供をモットーにしています。

結論

今回の業務提携強化は、両社にとって大きな一歩となるでしょう。シンガポールとジャカルタ間の航空路線の増便と、サービス連携の強化は、両国の経済発展や観光促進に大きく貢献すると期待されています。


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会社情報

会社名
シンガポール航空
住所
Airline House 25 Airline Road Singapore
電話番号

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