おもちゃAED『トイこころ』が全国で販売開始
2024年11月1日、株式会社坂野電機工業所から新しいおもちゃ、『トイこころ』が発売されました。このおもちゃは、子どもたちが遊びながらAEDの使い方や重要性を学べるのを目的としています。初回限定で販売されたのは1,000個であり、発売から2日でそのうちの500個が販売されるという人気を博しました。
新しい学びの形を提供
AED(自動体外式除細動器)は、心停止に陥った人の命を救うための重要な道具です。しかし、大人になるまでにAEDを使用する機会は少なく、その操作を実際に学ぶことは難しいのが現実です。『トイこころ』はそんな状況を変えるために開発されました。子どもの頃からAEDに親しむことで、将来的にいざという時に必要な知識とスキルを身につけることが可能になります。
特設サイトオープンと販売の成功
『トイこころ』は、発売前の「救急医療週間」に特設サイトが公開されてから瞬く間に話題を呼びました。24時間以内に30万インプレッションを記録するなど、その注目度は高まり、多くの人々の関心を集めました。販売サイトを通じて、あっという間に500個が売り上げられるほどの人気を見せています。
幼稚園・保育園への寄贈プロジェクト
坂野電機は『トイこころ』の販売にあわせて、全国の幼稚園や保育園への寄贈プロジェクトもスタートしました。このプロジェクトでは、子どもたちにAEDを知る機会を提供することを目的としています。すでに数十園を超える幼稚園から、寄贈を受け入れる意向が寄せられています。
特設サイトは以下のリンクから確認できます。
未来を見据えた取り組み
『トイこころ』は、ただの玩具ではなく、子どもたちに命の大切さを教える重要な役割を果たします。坂野電機はこの取り組みを通じて、次世代のAEDに関する認知を深めるサイクルを築くことを目指しています。過去にもペーパークラフトAEDを制作するなど、子どもたちが楽しく学べる環境を整えることに注力してきました。
この活動が広がることで、多くの子どもたちがAEDの重要性を認識し、いざという時に発揮できる力を育んでいってほしいと願っています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社坂野電機工業所
- - 所在地: 北海道北見市北6条西6丁目4番地
- - 代表: 代表取締役社長 坂野 恭介
- - 設立: 1960年6月17日
- - 事業内容: 産業電気機器の修理・販売、AED販売
- - 公式サイト: 坂野電機公式サイト