静岡新聞社が「静新ブック+」を創刊
株式会社静岡新聞社は、2025年1月に新たにブックレット「静新ブック+(プラス)」を創刊します。このブックレットは、静岡新聞の朝刊に掲載された短期連載をまとめたもので、特に注目を集めているのは創刊号のテーマです。
「青春を生きて ₋歩生が夢見た卒業」
創刊号では、磐田市出身の女子高校生、寺田歩生さんの闘病記を中心に据えています。彼女は、骨のがん「骨肉腫」により、18歳という若さでこの世を去りました。歩生さんは、AYA世代(15歳から30歳代)のがん患者として、教育問題に関する重要な視点を提供しています。この特集は、一部の読者の間で大きな反響を呼んでいました。
加筆・修正された内容と特別収録
「静新ブック+」では、新聞掲載時から改めて本文を加筆・修正し、さらに未掲載の歩生さんの日記や写真、家族の手記も収録されています。これによって、新聞記事とはまた違った形で、彼女の闘病生活をより深く理解することが可能になります。静岡新聞社はこのブックレットを通じて、地域に根差した人々の生きる意味を再示明し、読者と共に考えていきたいと述べています。
発売情報
静新ブック+01「青春を生きて ₋歩生が夢見た卒業」は、A5判、112ページ、価格は1320円(税込)で、2025年1月23日に発売されます。販売は静岡県内の書店、新聞販売店、静岡新聞SBSショッピングを通じて行われる他、電子書籍としても入手可能です。
具体的な購入方法
静岡新聞SBSショッピングでは、オンラインでの購入が可能で、特設サイトから直接アクセスできます。ぜひ、本書を手に取って、多くの人々に伝えたい歩生さんの物語と、その背後にある教育問題について考えてみてください。
静岡新聞SBSショッピングからオンラインで買うことができます。
お問い合わせ先
ブックレットに関する質問や詳細については、株式会社静岡新聞社編集局出版部(電話番号: 054-284-1666)までお問い合わせください。
「静新ブック+」は、ただの書籍ではなく、地域と共に生き,新たな理解を促すための重要な素材となることでしょう。ぜひ、多くの人に読まれることを願っています。