国産桧バレルサウナ「Rink SAUNA」が新技術Mitsuna構造を採用

Rink SAUNAが新たに採用した最先端のMitsuna構造

Rink株式会社が展開する国産バレルサウナ「Rink SAUNA」が、2025年7月から標準採用を予定しているのが、業界初の高気密Mitsuna（ミツナ）構造です。この新しい構造は、木材の噛み合わせを用いて高い気密性を実現しています。具体的には、アール外壁材の接合部分に特別な突起と溝を設けることで、空気や湿気の流れを遮断。その結果、木材の膨張や収縮による隙間風を防ぎ、サウナ内の熱と湿気を効率よく保つことが可能になります。

Mitsuna構造の特長と利点

Mitsuna構造の最大の魅力は、厳しい屋外環境においても一定の気密性を維持できるところです。これにより、サウナ室は速やかに加熱され、体験をより豊かにすると期待されています。以下に、Mitsuna構造がもたらす主なメリットを解説します。

1. 短時間での室温上昇
熱と蒸気が逃げにくいため、サウナ室が迅速に温かくなります。

2. 熱効率の向上とコスト削減
薪、電気、ガスなど、どの熱源を使用しても高い保温性を得られ、燃料コストの抑制が期待できます。

3. 湿度の安定性
サウナでのロウリュによる湿度も長持ちし、体感が向上します。

4. 強度・耐久性の向上
継ぎ目の緩みや劣化が起きにくく、より長く使用できる構造となっています。

機密性テストの結果

従来の継ぎ手構造と比較すると、Mitsuna構造による気流遮断性能は約6.1倍に向上し、外気の侵入をほぼ遮断。これにより、これまでにない高い気密性を実現しました。

壁厚の改良による耐久性の向上

さらに、Rink SAUNAでは、従来30〜40mm程度の壁厚を60mmにアップグレードします。この厚みの増加により、割れや反りのリスクが減少。過酷な気象条件でも対応できる設計が施されています。また、断熱性能も向上し、外気の影響を受けにくくすることで、エネルギー効率がさらに高まります。

サウナの体験価値を向上

Mitsuna構造を搭載することにより、バレルサウナが本来持つ体験価値がより引き出されます。Rink SAUNAは、今後も「ワクワクと感動を届けるバレルサウナ」を追求し、全国のプライベートや商業施設への導入を進めていく計画です。特に、国産ヒノキ材を使用し、耐久性とリラックス効果を兼ね備えた製品を提供しています。