障がい者支援の新展開
2021-01-13 19:39:57

国際的な障がい者支援の新たな幕開け、パラリンアートとスマートゴルフのアライアンス成立

障がい者の未来を切り開くアライアンス契約の成立



2020年12月17日、株式会社パラリンアートは韓国のスマートゴルフおよびイノクルトラストとアライアンス契約を結び、障がい者の社会参加及び経済的自立を促進する新しいビジネスモデルを導入することが発表されました。今後、このアライアンスを通じて障がい者雇用の可能性を広げ、社会全体に貢献していくことが期待されています。

3社の提携背景



アライアンス契約の締結により、パラリンアート社は日本企業が障がい者法定雇用を達成するためのビジネスプランを策定。これには、障がい者雇用を動機としたフランチャイズ展開が含まれています。具体的には、大手及び中小企業が参画する形で、スマートゴルフ社と協力しながら新たなスクリーンゴルフ文化を鋳造していくことになります。

資金調達と不動産活用



イノクルトラスト社は第一次投資予算として3,000億円を設定し、大型ショッピングモールやセンターといったコロナ禍で営業難の物件を対象に、買収や賃貸契約を進める計画です。これらの物件を有効活用し、グローバルREITファンドを組成。スマートゴルフ関連のテーマパークや複合施設を運営することで、収益化を図る考えです。パラリンアート社は、国内物件の取得に関与し、支援を行います。

障がい者の雇用促進



スマートゴルフ社は、彼らの技術力を活かしたゴルフ専用モールやE-sportsカフェの設立を視野に入れています。これにより、障がい者の雇用を促進するシステムを構築し、自立支援へつなげようとしています。
この取組みは非常に革新的なものであり、障がい者が社会的に自立するために必要な環境を整えることを目指しています。

将来的な展望



スマートゴルフは、今後3年以内に日本及び韓国の主要都市で約1,000店舗の展開を計画しており、具体的な進行状況も注目されています。アライアンス契約を通じて、障がい者活動への支援も行う方向性が示されており、収益の一部は一般社団法人障がい者自立推進機構に寄付される計画です。
また、パラリンアート社は、障がいのあるアーティストの作品を企業に広める努力も続けています。これにより、多くの企業が持続可能な開発目標(SDGs)に基づいて支援を行う機会を持ちます。

エコシステムの拡大



パラリンアート社は、2018年から「パラリンアートワールドカップ」を主催し、障がい者のアート作品を募集しています。この活動は、日本国内外の多くの企業の協賛を得ており、220社以上が支援しています。また、スマートゴルフ代表の朴持亨氏は、海外展開だけでなく、設計や技術の伝授を通じてブランドの価値を高める意欲を表明しています。

計画された売上目標



スマートゴルフ社は、この提携を通じて2021年までに総売上3000万ドルを達成し、さらに2023年に総売上4億ドルを目指しています。これにより、ナスダック上場へも挑戦する計画が進められています。障がい者支援の新たなフロンティアを築く中で、持続的な発展が期待されます。

会社情報

会社名
株式会社パラリンアート
住所
東京都港区芝3-40-4三田シティプラザ5F
電話番号
03-6722-0035

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