WalkMeと富士ソフトが業務提携、DXソリューションを強化し企業のデジタル化を加速

デジタルアダプションプラットフォーム（DAP）を提供するWalkMe株式会社と、ITソリューションベンダーの富士ソフト株式会社は、業務提携を発表しました。この提携により、WalkMeのDAP「WalkMe」の販売および導入を強化し、企業のデジタル変革を加速させることを目指します。

近年、企業におけるDX投資は加速しており、様々なアプリケーションやWebサービスの導入が進んでいます。しかし、導入したシステムを組織内で効果的に活用したり、利用者の習熟度を高めたりすることが課題となっています。その結果、期待した成果が得られないケースも少なくありません。

WalkMeが提供するDAPは、このような課題を解決するソリューションです。システムの利活用を促進し、自動化やデータドリブンな改善を実現することで、ソフトウェア（SaaS）活用の本来の目的達成と効果創出を支援します。

WalkMeのDAPは、ITリテラシーレベルに関わらず、あらゆるユーザーが業務において適切なシステムにアクセスし、直感的に操作できるように設計されています。そのため、入念なトレーニングやマニュアルは不要となり、ユーザーはシステムを意識することなく業務を遂行できます。その結果、生産性とユーザーエクスペリエンス（UX）が大幅に向上します。また、既存のアプリケーション画面にガイダンスを重ねて表示することで、アジャイルな改善をノーコード/ローコードで実現し、投資効果を早期に最大限に引き出すことができます。

富士ソフトは、独立系ITソリューションベンダーとして、様々な業種・業界のお客様にDX支援を提供しています。高度な技術力と豊富な実績、幅広い知見を活かし、お客様に最適なサービスを提供しています。

今回の協業により、WalkMeと富士ソフトはそれぞれの強みを活かし、DAPの普及とデジタル変革の加速に貢献していきます。富士ソフト株式会社執行役員ソリューション事業本部副本部長山本祥正氏は、今回の協業について、「富士ソフトは、様々なソリューションを通じてお客様とDXを共に実現してきました。今回の協業により、弊社の数多くのソリューションまたは開発力と、WalkMe株式会社様の優れたDAPを組み合わせ、両社の強みを最大限に発揮することで、お客様のDXを更に加速できるものと確信しております。」とコメントしています。

WalkMe株式会社代表取締役社長小野真裕氏は、「本年2024年は、WalkMeにとってデジタルアダプションプラットフォームの本格普及元年となる重要な節目を迎えます。昨今の企業を取り巻く環境変化に対応するためには、スピーディーなデジタルトランスフォーメーションが不可欠となっています。しかし、さまざまなシステムを導入しても、活用の定着が進まず期待した成果を得られていないというギャップが課題となっている企業も多数存在します。WalkMeのDAPは、まさにこの課題を解決する決め手となります。活用を阻むデジタルフリクション（摩擦）を解消し、チェンジマネジメントを促進することで投資効果を最大化することができます。今回、富士ソフト様との協業により、両社の強みを合わせたソリューション提供が可能になりました。WalkMeの優れた技術力と、富士ソフト様の高いシステム構築力、豊富な業界知見が結集することで、DX推進の大きな弾みになるものと確信しています。DAPの真の可能性を社会に広く示す絶好の機会と位置づけ、日本企業の変革を力強くリードしてまいります。」と述べています。

WalkMeのDAPは、クラウドベースのプラットフォームであり、組織のデジタルフリクションを軽減し、業務アプリケーションの活用状況を分析、改善、運用することで、チェンジマネジメントを効果的に行うことを可能にします。これにより、DXを加速させ、デジタル投資対効果を最大化します。WalkMe独自の特許取得技術によるコードフリープラットフォームは、経営者やビジネスリーダーが目指すデータドリブン経営を加速し、従業員や顧客のユーザーエクスペリエンス、生産性、効率を向上させます。また、DX推進部門・IT部門によるDX支援活動の超効率化を可能にします。

IDC社による「IDC MarketScape: Worldwide Digital Adoption Platforms 2024 Vendor Assessment」の調査結果では、WalkMeがリーダーに選出されました。IDC MarketScapeの評価において、WalkMeは業界をリードするDAPとして評価され、ビジネスプロセス、従業員体験（EX）、顧客体験（CX）の各評価軸で高い評価を受けています。