日立の社員が自動車サイバーセキュリティコンテストで全国2位を達成

日立、全国2位に入賞

株式会社日立製作所の社員、鬼頭哲郎さんが所属する「Team ONE」が、9月13日に経済産業省が主催する自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF Japan」の決勝大会で見事全国2位に輝きました。この成績により、彼らは10月21日にアメリカ合衆国で行われる「Automotive CTF 2024」に日本代表として出場します。

「Automotive CTF Japan」は、自動車産業におけるサイバーセキュリティ人材を育成し、その裾野を広げることを目的としたコンテストであり、専門的な知識や技術力が求められます。今回の競技には、全国から143チームが参加し、予選を勝ち上がった中で決勝大会の舞台に進出しました。「Team ONE」はその中で2位という素晴らしい成果を収めました。

近年、自動車分野におけるサイバー攻撃の脅威が増しているため、サイバーセキュリティに特化した人材の重要性はますます高まっています。日立でも、このような状況に対応するため、お客様に対するセキュリティサービスやアドバイスの向上を図り、専門的な知識と経験を持った人材の育成に力を入れています。

鬼頭さんは、日立グループ内部のセキュリティ監視を担当しており、業務を通じて培った知見はお客様へのセキュリティ提案にも役立てられています。日々スキルアップに努め、自身がリーダーとして組織全体のレベル向上に貢献しつつ、次世代育成にも力を注いでいることは特筆に値します。

今後、日立はセキュリティ人材の育成をさらに強化し、高度な技術と専門知識を活かしたセキュリティサービスを通じて、お客様の持続的なビジネス活動の支援に努める方針です。日本が誇る技術力を結集し、世界で通用するサイバーセキュリティ人材の育成を通じて、さらなる安心・安全な社会の実現に貢献していくことでしょう。