岡山デニムと京友禅の夢のコラボ
日本の伝統文化を新しい形で表現したオリジナルジーンズが、今秋ついに登場します。10月26日、デニムの日を迎えるにあたり、岡山のセルヴィッチデニムと京都の京友禅が巧みに融合された新商品が発売されます。
和デニムのこだわり
和デニムは、以下の5つのポイントで創り上げられています。これにより、伝統技術と現代のファッションが見事に調和しています。
1. 岡山県井原市の高品質デニム使用
このジーンズには、岡山県井原市産の本格的な14.5オンスのセルヴィッチデニムが用いられています。コットン98%とポリウレタン2%から成る混繊生地は、高いストレッチ性を誇り、快適な履き心地を実現しました。
2. 京都丹後の絹織物「丹後ちりめん」
次に、京都府丹後地方で生産される「丹後ちりめん」が使用されています。丹後ちりめんは、国内の着物生地の約70%を生産する地であり、京友禅の染色技法によりオリジナルの模様が表現されています。
3. 伝統的な友禅染め
300年以上の歴史を持つ京友禅技術により、華やかでありながらシンプルなデザインが生まれました。この技術は、京都の貴族や公家の間で人気のあった着物文化をダイナミックに反映しています。
4. 永遠を象徴する七宝紋
この商品に用いられる七宝紋は、円が無限に広がる様子を表現しており、和デニムを通じた出会いが縁を結ぶよう願いが込められています。ここに和デニムレッドのアクセントが施されています。
5. 美しいシルエットと履き心地
NYやロンドンのファクトリーブランドでの販売実績を持つデザイナーが、実際に日本人の体型に合わせた立体裁断を施しました。これにより、履き心地が良く、見た目にも美しいシルエットが実現されています。
伝統文化の継承
和デニムの背後には、伝統文化を未来に引き継ぐ強い意志があります。収益の一部をNPO団体に寄付することで、着物文化の発展に寄与し、不要になった和デニムを買い取って衣料を必要とする国々に寄付するとも発表されています。
日本の伝統文化が抱える課題
京友禅は300年以上の歴史を誇るものの、近年では生産量が激減しています。洋風化の進行や後継者不足がその原因となっています。今、私たちが着物文化を日常に取り入れることで、この状況を打開する必要があります。
結論
岡山のデニムと京都の京友禅が融合したこの新しいジーンズは、単なるファッションアイテムではなく、日本の伝統工芸の未来を照らすプロジェクトでもあります。新商品は和デニムのオンラインストアで購入可能です。ぜひ手に取って、その魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
和デニムオンラインストア