パソナCCHサウンド、軟骨伝導技術による新たな音響体験の提供を目指す
1. 事業開始の背景
6月1日、株式会社パソナグループは特許技術「軟骨伝導」を用いた音響機器の開発を行う新会社、株式会社パソナCCHサウンドを設立しました。この会社は、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を見据え、万博での様々な実績を社会に広めることを目的としています。
特許技術「軟骨伝導」は、耳に装着することなく音声を聞くことを可能にする革新的な技術であり、高齢者や若者層を含む多くの人々に快適な音響体験を提供することが期待されています。
2. 軟骨伝導技術の特長
「軟骨伝導」とは、耳の軟骨を振動させることで音声情報を内耳に伝えるメカニズムです。この技術を活用したイヤホンは、耳穴を塞がずに装着できるため、長時間使用しても圧迫感が少なく、周囲の音を聞きながら音声を聴くことができます。特に、公的な相談窓口や金融機関など、公共の場での利用が期待されています。
3. 社会への影響
日本では難聴の患者数が増加しており、特に高齢化に伴う「加齢性難聴」が深刻な問題となっています。パソナCCHサウンドが提供する「軟骨伝導」の技術は、音声情報へのアクセスを広げ、社会全体の情報を受け取る環境を向上させる可能性を秘めています。
さらに、パソナグループは「AWAJI Well-beingビジネスコンテスト2022」での最優秀賞受賞を機にCCHサウンドとの連携を強化し、製品開発を進めています。これにより、地域の福祉や観光、警備業務など、多様な分野においての実用化が期待されています。
4. 大阪・関西万博での実績
2025年、大阪・関西万博ではパソナグループが出展する「PASONA NATUREVERSE」パビリオンにおいて、この軟骨伝導技術が活用されます。アテンダントやスタッフがこの新しい音響技術を実際に使い、その実績がさらに社会に広がることが目指されています。このような取り組みを通じて、音響技術の新たな可能性を引き出し、より良い人間社会の実現を手助けします。
5. 将来的な展望
パソナCCHサウンドの取り組みは、単なる技術の普及に留まらず、音響体験を通じた人々のWell-being実現に寄与することを目指しています。今後もパソナグループは、軟骨伝導技術を軸にした製品やサービスの開発を続け、技術の進化とともに人々の生活をより豊かなものにするために様々な施策を実施する予定です。このように、音の新時代は確実に到来しています。
会社情報
- - 会社名: 株式会社パソナCCHサウンド
- - 所在地: 大阪府大阪市中央区本町2丁目5番7号メットライフ本町スクエア2階
- - 設立: 2019年10月(商号変更は2026年6月1日)
- - 代表者: 代表取締役社長 伊藤 真人
今後、パソナグループとその関連企業が軟骨伝導技術を通じて新たな価値を提供し、社会全体の音響環境の向上を実現することが期待されます。