SDGsランクレポート
2023-07-12 13:24:25
レクシスネクシス初のSDGs企業ランクレポート発表!
レクシスネクシスによる初のSDGs企業ランキングレポート
レクシスネクシスは、企業のSDGsへの貢献度を客観的に評価した初のレポート「グローバルなサステナブル・イノベーションのランドスケープを探る: トップ100社」を発表しました。このレポートでは、特許分析ソリューションLexisNexis® PatentSight®を用いて、世界中の特許データをSDGs(持続可能な開発目標)に関連付けし、どの企業がどの程度貢献しているかを明示しています。特に、サムスン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、トヨタ自動車、クアルコム、LG Chemが上位に選ばれました。
SDGsの目標と企業の取り組み
国連が設定したSDGsは、2030年を期限としており、2023年はその中間地点に該当します。現在までの進捗を見ながら、目標達成がどの程度可能かが問われる中、レクシスネクシスは、数百万件の特許データをSDGsの目標や進捗指標にマッピングしています。
このレポートの結果から、上位100社の75%が自社のビジネス目標とSDGsを関連付けていることがわかります。これは、企業がサステナブルな発展を意識していることを示しており、特に上位企業がSDGsに対する強い姿勢を持っていることが見て取れます。上位100社は、1億4,700万件を超える特許文書の中で約3分の1のSDGs関連特許を占めており、その特許の質についても高評価を得ています。
インサイトと今後の課題
レクシスネクシスのグローバルカスタマーサクセス責任者であるマルコ・リヒターは、近年の危機的状況におけるイノベーションの必要性を強調しています。特に新たなソリューションの開発に耳を傾けることが、企業にとって重要であると指摘されています。また、レポートは持続可能なビジネスモデルに対する企業の取り組みや、特許分析の力を通じて、現代の大きな課題に取り組む方法を示しています。
トップ企業のSDGsへの貢献
特許の観点から見ると、サステナブル・イノベーションのリーダーとしては、サムスンが1位、ジョンソン・エンド・ジョンソンが2位、トヨタ自動車が3位に位置づけられています。特にサムスンの特許が群を抜いており、他の企業と比べて非常に強力なSDGs関連特許を有しています。また、アジア企業がトップ100社に多くランクインしている点も注目を集めています。
地域ごとの傾向
米国がトップ100社の中で33社を輩出していますが、アジアからは44社が名を連ねています。地域ごとの傾向は、その国の経済・政策の優先順位を反映しており、日本でもSDGsアワードなどの取り組みが影響を与えていると考えられます。
業界分析とフィードバック
業界別では、製薬業界や化学・資材業界が特許オーナー数でトップとなっています。レクシスネクシスは今年も製薬業界の革新性が特に高いと評価しています。また、電気自動車に関連する技術は、特に化学・材料業界での進展を反映しており、LG Chemが上位にランクインしています。
結論
このレポートは、特許とSDGsを繋ぐ新たな視点を提供し、持続可能なイノベーションの進捗を促進する手助けとなります。企業は自身の戦略にSDGsを組み込み、持続可能な開発へ向けた真剣な取り組みを進めることが求められています。詳細な情報は、レクシスネクシスの特設ウェブサイトで確認できます。
会社情報
- 会社名
-
レクシスネクシス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階
- 電話番号
-
03-6739-4700