久留米空襲題材の演劇、地元と共に再演への道のりと挑戦

久留米空襲を題材にした演劇作品、再演への挑戦

久留米空襲をテーマにした演劇作品が、地元の地域の人々と共に再演されることが決まりました。このプロジェクトは、13年前に高校生が地元で起きた歴史的な出来事を自らの手で表現するという約束からスタートしました。

プロジェクトの始まり

演劇の制作は、当時の入部さんが高校生の頃に地元の空襲について知ったことがきっかけでした。彼は同級生と共に、このテーマで作品を作り、県大会に進出することができました。残念ながら九州大会には進めなかったものの、他校の教師からの励ましの言葉が心に響き、再演を決意しました。

彼はこの作品を通じて、地元の歴史について学び、考えてもらうことを願っています。「平和や戦争について、遠く感じるものを、もっと身近に学びたい」という思いで、演劇を教育の一環として広めていく意欲を持っているのです。

指スタンプを集めた旅

「チラシのデザインに、たくさんの人の平和の願いを込めたい」との思いから、指スタンプを集める旅を企画しました。旅の始まりは東京渋谷で、長野、名古屋、大阪、広島、そして久留米を訪問し、最後に再び渋谷に戻ることを予定しています。この道中、彼はヒッチハイクという新たな挑戦を行い、目標の1000人の指スタンプを達成しました。

プロジェクトが、戦争や平和について考えるきっかけになればと願っています。

クラウドファンディングの目的

このプロジェクトにおけるクラウドファンディングの主な目的は、資金を集めることですが、それ以上に「支援者1000人を集める」ことが大きな目標です。平和について、戦争について、多くの人に興味を持ってもらいたいと考えています。このプロジェクトは、一回限りではなく、今後も続けていく作品として育てていく方針です。

「いのち」について学び、考える仲間を増やしたいという思いが強い彼らは、このプロジェクトの成功を通じて、次の世代へと想いを繋げていきます。