福岡大学「こどものまち」で子どもたちの成長を可視化するプロジェクト

福岡大学の「こどものまち」で子どもたちの成長を可視化

ハーモニープラス株式会社は、福岡大学が主催する「こどものまち in 福岡大学」に協賛し、子どもたちの成長を評価する新たな取り組みを展開しています。このイベントは、子どもたちが自ら理想の街を考え、実際に働いたり遊んだりする中で、社会の仕組みを学ぶ場として開催されます。

成長証明書の導入

今回は、大学と連携した学修成果の可視化のノウハウを活かし、イベントに参加する小学生から中学生の子どもスタッフに対して、「成長証明書」を提供しました。この証明書は、レーダーチャートや大学生からの評価コメントを使用し、子どもたちに分かりやすく成長を振り返ることができるように設計されています。福岡大学の高妻紳二郎教授の監修のもと、内容は大学生との協力により工夫されています。

受け取った子どもたちは、自分の成長点を発見し、喜びの声を上げています。「自分の成長が分かってうれしい」といった感想が多く、彼らの学びを後押しする存在として、成長証明書が機能していることが感じられます。

楽しく学ぶ現場を支える

「こどものまち」では、子どもスタッフがさまざまな役割を担い、レーダーチャートとフィードバックによってその役割に対する理解を深めていきました。大学生たちも、子ども一人ひとりの特性に配慮した表現やアイコンを共同で考案し、子どもたちの成長を温かく見守る役割を果たしました。

この取り組みは、企業と大学、地域社会が連携し、子どもの挑戦を支えるモデルケースとなっています。子どもたちが自らの行動を振り返ることで、今後の学びにつながることが期待されます。また、大学生スタッフからも「良い行動が言語化されることで背中を押してくれる」という反応がありました。

学びの成果を可視化する取り組み

ハーモニープラス株式会社は、伝統的な評価方法では捉えきれない学びや成長を可視化し、学習者の意欲を向上させることを目指しています。今回の「成長証明書」は、その理念に基づく新たな挑戦の一環であり、実践的な学びの場での成長をどのように評価し記録するかという重要なテーマに取り組んでいます。

今後の展開

本イベントを通じて、学生との協働による社会貢献活動の意義が再確認されました。ハーモニープラスは、教育現場のニーズに応じた学修成果の可視化技術を活用し、体験型学習や実践的な教育プログラムでの適切な評価と記録の仕組みを推進していく予定です。

また、次回のイベントに向けた改善案を考えることができたという参加者たちの声は、今後の活動に生かされることでしょう。