内定式に望む姿
2025-09-24 10:35:46

学生たちが望む内定式の形とは?対面型の参加希望が圧倒的多数

学生たちの内定式に対する希望



近年、就活や採用活動において、オンラインでのやり取りが普及しています。しかし、学生たちは依然としてリアルなコミュニケーションを求めています。株式会社学情による調査によれば、2026年3月卒業予定の大学生・大学院生の約9割が、内定式には実際に企業を訪問して参加したいと考えていることが明らかになりました。

実際の企業訪問が求められる理由



調査では、「実際に企業に訪問して参加したい」という意見が70.5%に達し、「どちらかと言えば」リアルでの参加を望む声も合わせると86.9%となります。これらの結果から、多くの学生が対面でのコミュニケーションを重視していることがわかります。

学生たちは、その理由を様々に挙げています。「一緒に働く人たちの雰囲気を知りたい」「入社前に同期と仲を深めたくて」「対面で信頼関係を築きたい」「働くイメージを持ちたい」など、個々の声には明確な意図があります。

特に、オンラインの大学生活を経験している学生からは「そろそろ対面での交流をしてほしい」といった意見も寄せられ、内定式が持つ重要性が再確認されました。

同期との交流が最も重視される



さらに、内定式にどのようなコンテンツがあれば嬉しいかを尋ねたところ、「同期と交流できる」という項目が84.4%と、最も高い支持を得ました。この交流が入社後の人間関係を形成する基礎になると考えている学生が多数いるのです。

次いで「入社1・2年目の社員との交流」や「入社後上司となる年代の社員との交流」が50%や33.2%と続き、若手社員との接触が求められている様子もうかがえます。これらの声には、「将来の仕事仲間を知りたい」「入社後に必要な知識を得たい」といった具体的な目的が感じられます。

調査概要



この調査は、2025年8月20日から9月2日にかけて、スカウト型就職サイト『Re就活キャンパス』へのサイト来訪者を対象に実施されました。合計で275件の有効回答を得ており、リアルな内定式の希望が確実な支持を受けていることが明らかになりました。

まとめ



就職活動が多様化する中で、学生たちが実際に企業に足を運び、対面での交流を望む姿勢は、今後の採用活動においても大きな影響を与えるでしょう。企業側も、学生たちの希望に応える形の内定式を検討することが求められています。これからの内定式が、より多くの学生にとって価値のある時間となることを期待したいです。


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株式会社学情
住所
東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX9階
電話番号
03-6775-4510

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