クロスログの成長戦略
2021-03-02 15:00:11

在宅医療を変える新たな一歩、クロスログの成長戦略とは

クロスログ株式会社は、在宅医療に特化したスケジュール管理ソフト「CrossLog」の事業譲受を行い、さらに株式会社メディアコンテンツファクトリーから資金調達を実施しました。この動きは、在宅医療分野のさらなる拡大を目指すものです。在宅医療専用のスケジュール管理ソフトであるCrossLogは、医療現場での効率を最大限に引き出すことを目的としており、訪問スケジュールの作成や移動ルートの見える化を通じて、医療従事者が本来の業務に集中できる環境を提供します。主要な特徴として、スケジュール作成の属人化の解消、ルートの効率化、そして情報共有の業務負荷をゼロにすることが挙げられます。これにより、医療従事者は煩雑な作業から解放され、患者により良い医療サービスを提供することができるのです。

このクロスログは、2020年の販売開始以来、全国で11都道府県、25以上の医療機関に導入されており、今後さらに多くの施設に広がることが期待されています。株式会社diffeasyからの事業譲受により、より独立性の高い運営が可能となります。特に、宮原智新氏が代表取締役に就任することにより、今まで培ったノウハウを更に生かし、ソフトの改善や新機能の追加を進める意向が示されています。

また、資金調達に踏み切ったメディアコンテンツファクトリーは、医療機関向けに多様なサービスを展開しており、その経験を活かしてCrossLogの導入拡大を支援することを計画しています。特に、最近の医療業界ではデジタル化や感染防止対策が進む中で、効率的なスケジュール管理の重要性が増しており、これに対応する形でCrossLogの可能性が評価されています。

今後、クロスログは既存の医療機関とのさらなる連携強化や、新たな市場の開拓を進め、より多くの医療従事者に貢献していくと同時に、患者へのサービス向上にも力を注ぐことが期待されています。利用者にとっては、そのままサービスを享受できるため、安心して利用を続けることができるでしょう。

クロスログは「在宅医療を当たり前にする」というミッションのもと、在宅医療分野の革新を目指す活動を本格化させます。今後の展望としては、医療現場のニーズに応えた新機能の追加や他の医療関連企業との協業などが考えられ、これにより在宅医療の質の向上が期待されます。すでにユーザーからの高い信頼を得ているCrossLogは、今後も医療従事者と患者の架け橋となるよう取り組んでいくでしょう。

会社情報

会社名
クロスログ株式会社
住所
福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-27第16岡部ビル5階
電話番号

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