新型AR翻訳メガネ登場
2025-07-08 18:34:49

AR翻訳メガネ「Leion Hey2」がソウルで初披露!新しいコミュニケーションの形

LLVisionが披露した新型AR翻訳メガネ「Leion Hey2」



2025年6月、韓国ソウルで行われた製品発表会において、グローバルAR技術企業LLVisionは新たなAR翻訳メガネ「Leion Hey2」を発表しました。この革新的なウェアラブルデバイスは、AR(拡張現実)とAI(人工知能)を融合させ、ユーザーの視界にリアルタイムで100以上の言語の会話内容を翻訳して字幕として表示することができます。発表からわずか2時間後には、すでに1万台を超える予約が殺到し、市場からの高い関心を示しました。

Leion Hey2の特長



Leion Hey2は、日常的なコミュニケーションの手法を根本から変える可能性を秘めています。国際会議や海外旅行、留学など多岐にわたるシーンで活躍が期待されます。従来の翻訳機やスマートフォンとは異なり、ユーザーは自然な視線を保ったまま、言語の壁を越えたコミュニケーションが可能です。この製品は、LLVisionの企業理念「Look up, speak out(上を見て、声に出して)」を具体化したものであり、ユーザーにより自然な会話を提案しています。LLVisionのCOOである娄身强氏は、
「私たちのミッションは、コミュニケーションを本来の姿、すなわち自然で人的なものに戻すことです」と語りました。

超軽量設計と高性能



この新型モデルは、わずか49gという軽量さを誇りながら、高性能を実現しています。業界最先端の光導波路技術を採用し、レンズの厚みはなんと0.4mm。屋外での視認性を確保するために、最大2500ニトの高輝度ディスプレイが搭載されています。さらに、バッテリー性能も優れており、最大8時間の連続使用が可能です。充電ケースを使用すれば、最大96時間の使用が可能となり、業界平均を大きく上回る「週に1回の充電」で十分となります。

先進の音声認識技術



LLVisionはまた、360度の空間音声認識システムとノイズリダクション技術を導入し、騒音が人の声より6dB大きい環境でも、98%の精度で音声を識別できるようにしています。これにより、翻訳表示が500ミリ秒以内に行われるため、自然で途切れのないコミュニケーションが実現します。

発表会でのデモンストレーション



発表会では、Leion Hey2を装着した100名以上の参加者が、英語、韓国語、日本語のリアルタイム字幕を伴って、LLVisionの創業者兼CEOである呉斐氏の中国語のスピーチを聞きました。この初の100名によるデモが、Leion Hey2の実用性と高精度な翻訳を証明し、会場は拍手に包まれました。

LLVisionのAR技術の進展



LLVisionはこれまでにARの分野において270以上の特許を取得し、中国市場において約60%のシェアを確保しています。また、同社の製品は教育、工業、ビジネスなど様々な分野で活用されており、第1世代のLeion Heyは2022年にUNESCOの「世界十大技術革新賞」を受賞し、国際的に非常に高い評価を得ています。

今回のLeion Hey2の発表によって、LLVisionは消費者向け市場でのAR翻訳技術のリーダー的地位をさらに強化し、言語の壁を越えたグローバルなコミュニケーションの実現に向けて、さらなる努力を重ねる意向を示しました。特に日本市場での拡大を目指し、今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
北京亮亮视野科技有限公司
住所
北京市经济技术开发区科谷一街10号院8号楼5层501
電話番号
400-0525-102

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