症状ことば第二弾
2023-01-13 12:08:29
市販薬と連携した「みんなの症状ことば」第二弾リリースの意義とは
新たな可能性を秘めた「みんなの症状ことば」
2023年10月、SHANRI株式会社が提供する「みんなの症状ことば」が第2弾の機能を発表しました。このサービスは、ユーザーが自由に症状を表現し、それに関連する市販薬や製品を提案するものです。これにより、医療環境へのアクセスの拡大や、日常生活での不調に対する解決策を提供することを目指しています。
ユーザー中心のアプローチ
「みんなの症状ことば」は、症状に関する自由な言葉を入力することで、その表現に応じた市販薬や製品サービスの一覧を表示します。例えば、「目が疲れた感じ」や「鼻がぐじゅぐじゅする」といった表現を入力すると、関連する商品が提案されるという仕組みです。このサービスは、外部ECサイトに連携しており、ユーザーは閲覧した製品をそのまま購入することができます。
このように、ユーザーが抱えるさまざまな不調を具体的に理解し、適切な製品やサービスを提供できることは、医療機関に行かずとも自分の健康管理ができるという点で大変有益です。
医療と企業の架け橋に
同社は、「みんなの症状ことば」を通じて、これまで結びつけることが難しかったヒト・医療環境・企業の製品との関係を構築することを目指しています。今後は、医療特化型の音声記録サービス「メディカルメモ」や、初診問診チャットボットなど、さまざまな機能が追加される予定です。
特に、健康日記機能や症状記録機能は、日々の健康管理を通じてユーザーに寄り添い、個々の症状の把握や対策につながることを意図しています。このように、医療環境と企業との連携を強化することで、ユーザーにとってより良い体験を提供できるよう、取り組んでいます。
ユーザーの心理に寄り添った開発
SHANRI株式会社の代表、坂井香璃氏は、医療やヘルスケアにおける「ことば」の重要性を強調しています。3年にわたる研究の成果として、さまざまな状況下でのユーザーの心理を解明し、それを基にしたAI技術の開発を進めています。この技術により、テキストの背後にある意図や心理を理解し、ユーザー自身が健康に関する知識を獲得できるようなサービス作りを目指しているのです。
会社概要
SHANRI株式会社は、東京都渋谷区に本社を構える企業で、「みんなの症状ことば」や「メディカルメモ」といった医療分野に特化したサービスを提供しています。これらは、音声とAIを活用し、ユーザーがより便利に医療サービスを利用できるよう工夫されています。
公式サイトやYouTubeチャンネルも公開されており、今後の展開に期待が高まります。健康や不調について悩んでいる方にとって、新しいサポート体制が整いつつあるこのサービスに注目してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
SHANRI株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル 1Fー64(C20)
- 電話番号
-
03-4400-6229