人材エージェント事業を展開する株式会社PeopleX(以下「PeopleX」)は、外国籍ITエンジニア採用支援に特化したアクティブ・コネクター株式会社(以下「アクティブ・コネクター」)の全株式を取得することを発表した。このM&Aは、M&A仲介の株式会社ストライク(以下「ストライク」)が支援したもので、PeopleXは今回の買収によって外国籍ITエンジニア採用支援領域を強化し、更なる事業成長を目指すとしている。
PeopleXは、2024年4月に設立された企業で、「地球上で働くすべての人への支援を通して成功に導く(ピープルサクセス)」という理念を掲げ、従業員エンゲージメントを向上させるHRプラットフォーム「PeopleWork」の開発・提供や人材エージェント事業「PeopleAgent」を展開している。一方、アクティブ・コネクターは、2013年の創業以来、外国籍ITエンジニアを中心に人材紹介サービスを展開してきた実績を持つ企業だ。
近年、深刻化するIT人材不足は社会問題となっている。特に、国内ではITエンジニアの不足が深刻化しており、企業は人材確保に苦労している。こうした状況の中、PeopleXは外国籍ITエンジニアの採用支援に着目し、アクティブ・コネクターのグループ化を決断した。
今回のM&Aにより、PeopleXはグローバルなIT人材紹介サービスを提供可能となり、その事業範囲を拡大することが期待される。また、アクティブ・コネクターはPeopleXグループの一員として、更なる事業成長を目指していく。
ストライクは、1997年7月に設立されたM&A仲介会社で、これまで数多くのM&A案件を手掛けてきた実績を持つ。ストライクは、今回のM&Aにおいて、バイサイド(買収側)としてPeopleXを支援した。
今回のM&Aは、IT業界における人材不足解消に向けた取り組みとして注目されている。PeopleXは、アクティブ・コネクターのノウハウとネットワークを活かし、更なる事業成長を目指していくことが期待される。