日本社会人アメリカンフットボール協会の新たなスタート
一般社団法人日本アメリカンフットボール協会(NFA)は、2025年4月12日に社員総会を開催し、2025-26年度の役員を選任しました。この総会では、新しく11名の理事が選ばれ、その中には新任の理事5名が含まれています。特に注目すべきは、並河研氏が新たに理事長に選任されたことです。前任の渡部滋之氏は、理事の任期満了に伴い退任しました。
新理事長・並河研氏の抱負
並河氏は新理事長として、Xリーグの設立30周年を迎えるにあたり、今後の方向性について考える機会を与えられたと述べました。「他の競技の日本のアスリートが世界の舞台で活躍する中、社会人アメリカンフットボールはどう成長しているのか?また、どのように社会に貢献できるのか?」という問いを投げかけています。
彼は、日本のアメリカンフットボールの100年にわたる「WILL」をどのように残していくか、そしてそのために全員が考え、行動することが必要だと強調しています。また、応援するファンやメディア、地域の皆様に対して、忌憚のない意見や叱咤激励を求めています。
並河氏のプロフィール
並河研氏は、1961年9月17日生まれで、筑波大学の比較文化学類を卒業後、1984年に株式会社リクルートに入社しました。以後、2002年には株式会社OFCを設立し代表取締役に就任、さらに2009年には株式会社ゼロインに取締役として加入しました。そして、2023年にゼロインの取締役を退任し、2025年に日本社会人アメリカンフットボール協会の理事長に就任しました。この豊富な経歴から、並河氏は多様な視点を持ったリーダーであることが期待されています。
日本アメリカンフットボールの未来
社会人アメリカンフットボールは、これまで多くの挑戦を乗り越え、さらなる成長を目指す時期にいます。並河新理事長が就任したことにより、競技は新たな風を迎え、地域貢献や競技者の育成に向けた新しい取り組みが期待されています。
これからの展開に目が離せません。並河氏は、この機会を全員で考え、行動することで、さらなる発展につなげるとしています。今後、各方面からの支持や応援が重要であり、地域の皆様との連携を深める大切さを提案しています。
私たちは、並河新理事長がどのようにして日本のアメリカンフットボールを進化させてくれるのか、その動向を注視していきたいと思います。