ウーマンエンパワー協会がオンラインアワード2023を成功裏に開催

2024年2月7日、ウーマンエンパワー協会が主催するオンラインアワード2023が開催されました。このアワードは、女性の活躍を促進することを目的に毎年行われており、今年で9年目を迎えました。これまで多くの企業が賛同し、女性が働きやすい社会を実現するための取り組みを広めています。今回は特に、一般の「ママパパ票」による集計協力を行った株式会社ルバート（ママハピ）の取り組みも注目されました。

ウーマンエンパワー協会は、これまでに賛同を得た企業数が24年2月時点で200社を超え、「全ての人が働きがいをもつ社会作り」や「女性の組織内地位の向上」を目指して活動してきました。それにしても、日本の「ジェンダー・ギャップ指数」は146カ国中125位であり、収入格差が依然としてG7の中で最も悪い状況です。この現状を変えようとする企業の事例や情報を共有することで、より良い流れを作り出すことが急務です。

アワードの内容

オンラインアワード2023では、7社の受賞企業が選ばれました。特に秀でた取り組みが評価され、「ウーマンエンパワー大賞」や「イノベーション賞」、さらには「ママパパ投票賞」など variadosな賞が授与されました。

ウーマンエンパワー大賞（大規模部門）：朝日生命保険相互会社
　　2006年度からスタートした朝日生命のポジティブ・アクションは飛躍的な進展を見せ、体系的な育成プログラムや柔軟な働き方が取り入れられ、女性のリーダー比率が目標を早期に達成しました。
ウーマンエンパワー大賞（小規模部門）：株式会社Playce
　　全社員が女性の同社は、全員が管理職であり、育産休からの復帰率も100%という実績を誇ります。働き方の柔軟性を保ちつつ、スタッフが働きやすい環境を徹底しています。
ウーマンエンパワーイノベーション賞：株式会社SAKURUG
　　多様な働き方とキャリア支援を積極的に推進し、「短時間スーパーフレックス制度」を導入。特に男性の育児休暇の取得を推進しています。
ウーマンエンパワー特別賞：株式会社CaSyと株式会社メディアファースト
　　両社は、独自の就業環境や成果評価のシステムを持ち、働き方の多様性を実現しています。
ウーマンエンパワー審査員賞：株式会社Eプラン
　　女性の活躍を重視した取り組みを行う企業として評価されました。
ウーマンエンパワーママパパ投票賞：株式会社アメージング・フューチャー
　　一般ママパパからの支持を受けて受賞。女性が長く活躍できる環境づくりに注力しており、その取り組みが称賛されました。

参加企業の成果発表

このアワードでは、参加企業が自身の取り組みについてプレゼンテーションを行い、業種を超えた交流が見られました。各企業がどのようにして女性の働きやすい環境を整えているのかが、来場者の関心を引きました。

ウーマンエンパワー協会は、今後もこのような取り組みを通じて、多くの企業と連携し、女性が活躍できる社会を実現するために努力していく所存です。また、これまでの受賞企業の好事例を広めることで、他の企業にも良い影響を与えることを目指しています。