沖縄の介護業界を変える「越境学習型 主任合同育成プログラム」
沖縄県南城市で、「なんじょう苑」を運営する日南株式会社と、株式会社琉新の風が共同で「越境学習型 主任合同育成プログラム」を始めました。このプログラムは、介護業界の主任層に対する新たな育成の取り組みを目的としており、全6回にわたって実施されます。各回では、主体的な学びを促し、現場での行動変容を狙った内容が盛り込まれています。
介護業界の現状
介護業界では長年、人材の確保と定着が重要な課題とされてきました。特に主任層は、その役割が多岐にわたるため、様々なスキルを求められますが、育成の機会は一般的に不足しています。日南株式会社は、業界の平均を上回る給与やキャリアパスの提示を行い、介護職へのネガティブなイメージを払拭するための努力を重ねてきましたが、次のステップとして人材育成に注力しています。
また、琉新の風も「自他共栄」を企業理念に掲げ、介護職の地位向上と処遇改善に取り組んできました。両社は、介護の価値を高めるために共に学び合うことで、主任層のスキル向上を目指しています。
プログラムの特徴
この「越境学習型 主任合同育成プログラム」は、他法人との交流を通じて相互の視点や知見を高めます。プログラムは全6回にわたり、次のようなカリキュラムで構成されています。
1. リーダーへの役割転換
2. 関係構築と対話
3. 育成と任せる力
4. チームを見る視点
5. 上司補佐と巻き込み
6. 実践振り返りと行動宣言
講義形式ではなく、参加者が自ら考え、対話を通じて答えを見つけるプロセスを重視しています。この方式は、現場での行動に直結するため、実践的な学びを提供します。
研修の初回レポート
2026年6月に実施された初回の研修では、参加者同士が親しくなるためのチェックインから始まりました。互いを称える場面もあり、和気あいあいとした雰囲気が漂っていました。各自が自社の様子を語る事業紹介の時間も設けられ、自社の強みを再確認する良い機会となりました。
参加者たちは、主任として感じる悩みを互いに共有しました。多くの共通の悩みが浮き彫りになり、他法人の取り組みを知ることで新たな発見もありました。「他社の主任たちの意見を聞けて新たな視点を得られた」などの声が多く上がりました。
今後の展望
このプログラムは2026年11月まで継続予定で、最終回では受講者が自らのリーダー像を表明する「行動宣言」が行われます。日南株式会社と琉新の風は、待遇改革と人材育成を両輪で進め、介護業界が誇れる仕事であることを目指していきます。沖縄の介護業界全体の成長と安定に寄与することを期待しています。
各社代表のコメント
日南株式会社の新垣社長は、「人手不足の解消に向けて、今いるスタッフの育成が重要だ」と述べ、琉新の風の兼島社長は「他社との交流を生かして新しい挑戦をしたい」との思いを語りました。また、株式会社Cosmic Consultingの波上社長は、「主任の成長が介護業界全体の力につながることを願っています」と強調しています。
会社概要
所在地 : 沖縄県南城市大里大城2005-1
URL :
https://nanjyoen.com/
所在地 : 沖縄県中頭郡西原町上原1丁目8番地1
URL :
https://www.ryushinnokaze.com/
URL :
https://kozumi-naminoue.com/