新しいAIアドバイス機能がもたらす感情の発見
株式会社コミュニティオは、感情や想いをより効果的に表現するための新しいAI機能を発表しました。この機能は、ユーザーが入力したメッセージに対してAIが助言を行うことで、個々の内面に秘めた感情を引き出すことを目的としています。特に、感謝や称賛、共感の気持ちをもっと伝えやすくするための工夫が盛り込まれています。
AIアドバイス機能の概要
「AIアドバイス機能」は、まずユーザーがメッセージの下書きを入力することから始まります。その後、ユーザーはAIアドバイスボタンを押すことで、AIが提供する複数のアドバイスを受け取ることができます。このアドバイスは、単なる文言の修正ではなく、感情を伝えるための有効なポイントを多角的に示すもので、質の高いメッセージ作りをサポートします。
この機能は、コミュニティオが重視する「言葉には感情を込めるべきは人間だ」という理念に基づいており、ユーザー自身が自分の気持ちに気づき、表現する手助けを行います。利用者は、この機能を通じて感情をより豊かに表現することができ、自分の内面と向き合う機会を得られます。
NECとの共同研究と実証
さらに、株式会社コミュニティオは日本電気株式会社(NEC)との協力により、1,300人を対象にしたパイロット検証を実施しました。この調査の成果によれば、68%の参加者が「新たな視点が得られた」と評価し、64%がこのAIアドバイス機能を肯定的に感じていることが分かりました。重要なのは、メッセージの質が向上し、感謝の気持ちをより深く表現できるようになった点です。
科学的なアプローチによる効果検証
NECは、コミュニティオとの共同研究を活用して、感謝メッセージの効果を定量的に分析する取り組みを行っています。全社的に感謝や称賛の文化を育てるため、デジタルサンクスカードアプリ「TeamSticker」を導入し、ポジティブなフィードバックを増やすことに成功しました。こうした活動が従業員のモチベーション向上に寄与し、さらなるウェルビーイングの実現へと繋がっています。
今後の展望
コミュニティオは引き続き「すべての人が楽しく働く世界」を目指し、AIアドバイス機能の展開と、更なる開発に取り組んでいきます。最新技術を駆使し、企業組織をより強固なものにするためのサービスを提供することで、より良い社会の実現に貢献していく所存です。
この新しいAIアドバイス機能は、既存の技術とともに、NEC独自の大規模言語モデル「cotomi」を活用するなど柔軟な設計が評価されています。2024年5月には、Microsoftの開発者向けイベントでデモンストレーションも行われる予定です。
まとめ
コミュニティオの新しいAIアドバイス機能は、感情をより豊かに表現し、組織内にポジティブな文化を育てるための大きな一歩といえます。これにより、利用者は自分の気持ちを再発見し、周囲との関係性を深めることができるでしょう。今後の展開にも引き続き注目が集まります。