親子で楽しむ！町工場発の体験型焚火台「小焚台」の魅力に迫る

町工場から生まれた新しいアウトドア体験

有限会社小沢製作所は、創業以来50年以上にわたり、精密板金部品の製造に従事してきました。彼らが手がける部品は、医療機器や食品の安全検査装置など、私たちの生活には欠かせないものです。しかし、下請けとしての仕事は、時に手応えを感じにくいものでもあります。これを打破するため、小沢達史社長は新たなビジョンを掲げ、自社製品の開発に着手しました。その結果、誕生したのが「小焚台」です。

ユニークな「引き算の製品開発」

「小焚台」の設計は、町工場ならではのニーズから生まれました。豊富な資源や設備がない中で、あえて完成品を提供するのではなく、ユーザーに作ってもらう形にしました。これにより、素材費や加工コストを抑えつつ、楽しく働きかける商品を実現しました。お子様でも簡単に扱えるこのキットは、金属加工の楽しさを体験する絶好のチャンスです。

工具不要で楽しめる

小焚台は、工具を使わずに手で簡単に組み立てることが可能です。パーツを外して、やすりをかけ、金属を曲げ、蝶ねじで留めるだけ。このシンプルさが、子どもたちにも親しみを持たれる理由です。さらには、金属表面にクレヨンや色鉛筆で自由にデコレーションができ、世界に一つだけのたき火台を作ることができます。これにより、創造力や手先の器用さを養うことができるのです。

使い方と楽しみ方

小焚台を組み立てた後は、本来の用途である焚火を楽しむことが待っています。焚火を囲みながら、家族や友人と共に語らう時間は、心温まる思い出として記憶に残ることでしょう。特に、小焚台で焼いたマシュマロをチョコとビスケットで挟んだスイーツ「スモア」は、みんなに笑顔をもたらします。こんな体験を共にすることで、親子の絆も深まるのです。